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光で絵が描けるスマートLEDライト「Tittle Light」で遊んでみた山本敦の「体当たりッ!スマート家電事始め」(2/2 ページ)

» 2016年11月21日 12時17分 公開
[山本敦ITmedia]
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 「時間」はスマホと連動しながら、LEDで「月・日・時・分」の4つの数字を描いて本体の側面に照らし出す機能だ。数字は側面を一定のペースで回転しながら表示する。ライトの本体電源を起動していれば、スマホの電源を切っても時間表示が続くので、リビングのスタイリッシュな置き時計として使えそうだ。

 「絵文字」「ムード照明」のメニューを開くと、顔文字や12星座のシンボル、食べ物などをLEDで立体的にデザインしたアニメーションによる照明効果が楽しめる。いくつかのパターンを動画に撮ってみたので、まずはどんなものかご覧になってみてほしい。タテ/ヨコに8層ずつのレイヤーが立体的に組まれているので、のぞき込む角度によって照らし出された光のオブジェがそれらしく見えない場合もあるかもしれないがご容赦を。

絵文字の「Halloween Pumpkin」。カボチャに見えるだろうか?
こちらは絵文字の「Christmas Tree」。なんとなくそれっぽい
同じく「Birthday Cake」。奥行き、高さ方向へ立体的な光の絵が描ける
絵文字の「Sunny Egg」を表示したところ

 そしてもう1つのユニークな機能が「ビジュアライザー」だ。Tittle Lightの背面にはマイクが乗っていて、拾った音に合わせてLEDランプの明滅パターンを変える。パターンのデザインは8つ用意されているが、例えば「Heartbeat」を選ぶと赤いハート型に照らされたLEDが音楽に合わせて脈を打つ。

スマホのスピーカーで音楽を再生。音に反応するビジュアライザー機能を試してみる
ラックを叩く音に反応するビジュアライザーの「Heartbeat」
ビジュアライザーの「Soundtrek」を選択。背面のマイクに音楽を聴かせてみた(BGMは実際の音ではありません)

 1台のTittle Lightに対して同時に接続できるスマホアプリは1台までだが、異なるスマホで設定した照明のパターンは本体内蔵のメモリーに記録されるので、本機を家族でシェアしながら使うこともできる。

 今回は最終バージョンのアプリではなかったので試せなかったが、今後はユーザーがTittle Lightの512個のLEDランプで立体空間に“お絵かき”ができる「ペイント」や、作成した絵文字や動くLEDアニメーションのデザインを、Tittle Lightを使うユーザー仲間と“シェア”できる機能も追加が予定されている。脳トレ効果も期待できそう。これまでに無いクリエイティブな楽しみ方が広がるスマートライトだ。

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