1カ月あたり約3300円でネット使い放題〜「iPAQ+bモバイル All in oneパッケージ」(2/2 ページ)

» 2004年03月18日 17時42分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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“インターネット使い放題だからこそ”便利なb-Walker

 インターネット接続とあわせて6カ月利用できるのが、インターネットを利用した地図情報サービス「b-Walker」。専用クライアントをダウンロードして、インストールすれば使える。地図データは表示に必要に応じてインターネットからダウンロード・キャッシュされるタイプなので、過度に内部メモリを圧迫することもない。

 インターネット上には無料で使える地図情報サービスも多いが、b-Walkerには有料サービスならではのメリットも多々ある。例えば専用クライアントを利用するため、地図データがキャッシュされている範囲内であればスクロールや拡大縮小がとても軽快。スタイラスで地図をドラッグすればビュンビュンスクロールする。

 地図も詳細で、最大縮尺では建物の形まではっきり分かる。ベクタデータを採用しているため、データサイズもそれほど大きくなく、初めて地図を表示させる場所でも10秒程度で地図が展開される(ただし通信状態に依存する)。また一定範囲をキャッシュするので、スクロールのたびに地図のダウンロードで待たされることもない。

 地図には店舗などの主要施設もアイコン表示される。拡大すると建物の形状まで分かる詳細なものだ

 位置情報検索サービス“ここナビ”にも対応。これはbモバイルが通信インフラとして利用しているDDIポケットの基地局情報を利用したものだ。精度は基地局密度や利用場所の電波状態にも依存するが、誤差は大きくても100〜200メートル程度。簡易な位置情報サービスとしては実用範囲といえる精度だ。

 メニューバーから「位置」-「自己位置取得」-「ここナビ」を選ぶと自動でインターネット接続が一度切断され、基地局情報の取得後再び自動的にインターネットに接続される。そして取得した位置情報の地図に切り替わる。

位置情報の利用はメニューから“ここナビ”を選ぶだけ。基地局情報の取得やサーバとの情報送受信のため、10〜20秒程度の時間がかかる

 試しに通信環境としては厳しい屋内で3カ所ほどナビを利用してみたところ、都心のファストフードやITmedia編集部では誤差がわずか数メートル程度だった。筆者の自宅では100メートル程度の誤差が出たが、実用性は十分だろう。

 都心部2カ所の屋内では、実際にいた建物をきちんと指し示した。10以上の基地局と通信が可能な場所ではあるが、その精度には驚かされた

 ほかにもスポット情報を登録して特定ユーザー間で共有したり、互いの位置情報を確認することもできる。住所による検索も、サーバ側の情報を元にリスト選択で番地まで指定できるなど、電子地図としての使い勝手は良好だ。

 住所による地図検索もドロップダウンリストから選ぶだけで番地まで指定できる。キーボードレスのPDAではとても便利だ

 b-Walkerが生きるのも、インターネットが使い放題だからこそ。地図はもとより、ほとんどの情報がサーバに保存され、必要に応じてインターネットから引き出される。番地まで指定できる検索をPDAで利用できるのもこの方式だからだ。

人気PDAとのパッケージングが魅力

 日本通信は2003年初頭に京セラ製PDAの「PocketCosmo」とbモバイルのパッケージ製品を発売している(2003年1月の記事参照)。PocketCosmo自体は良くできたPDAだが(2003年1月の記事参照)、独自OSを採用したこともあり(2002年5月の記事参照)、コンシューマーユーザーが手を出しにくかった面もある。

 その点「iPAQ Pocket PC+bモバイル All in oneパッケージ」では、PDA本体に人気のiPAQ Pocket PCが採用され、コンシューマーユーザーの購買欲をそそる製品になった。特にh2210は、SD+CFのデュアルスロットを備え、国内では幅広いインターネット接続手段が利用できることから単体でも人気の製品だ。

 bモバイルの「U100」シリーズなどで使える、等価交換方式の無線LANサービスが使えないのは残念だが、PDAでは処理能力の問題からブロードバンド接続の高速性を生かしきれないのも事実。その点ではiPAQ Pocket PC専用サービスとして定額料金を低く抑えた点を評価すべきだろう。

 なお、このiPAQ Pocket PCでの利用に限定したインターネット接続サービスは、DDIポケットが提供する端末認証システムを使ったものではなく、ISPと回線接続を兼ねる日本通信のサービスを生かした独自の仕組みだ。このため既存のiPAQ Pocket PCユーザーへの提供も不可能ではなく、日本通信ではインターネット接続サービスの一つとして提供することも検討しているという。

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