富士通と三菱電機は、Symbian OSベースのFOMA開発について、共同開発を視野に入れた開発協業を検討していると発表した。
FOMA対応の高機能OSが、Symbian OSと、Linuxの2つに進みつつある中、端末開発期間を短くし、競争力のある商品を早期に市場投入するのが目的。
検討スケジュールや内容については今後、両者間で詰めるとしている。
「(今回の協業では)PCに例えると、プラットフォームをどう作ったらいいのか、というのを検討するイメージ。端末は独自で作って独自で売る」(三菱電機)
富士通はFOMA開発において、「F2051」を皮切りに「F2102V」、「F900i」でSymbian OSを採用するなど、開発実績がある。
端末開発の協業はこれまでも、カシオ計算機と日立、松下とNEC、東芝と三菱電機、ソニーとEricssonなどの例がある。
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