Nokiaに続き、Samsungもゲーム携帯に参入

» 2004年07月02日 18時52分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Nokiaの後を追い、Samsung Electronicsも今週、独自のゲーム携帯電話を発売した。少しだけ新しいフォームファクター変更を携帯電話のクラムシェルデザインに加えている。

 このゲーム携帯、SCH-V450は、携帯電話に採用されている一部のキーの場所を変更している。小型ジョイスティックとファンクションキーは、多くのクラムシェル型携帯では10キーの上部に位置しているが、この新モデルでは、10キーの下部に変更されている。この部分は厚みを持っており、クラムシェルの蓋の部分は長さが短くなっているため、閉じても10キーだけが隠れ、ジョイスティックとファンクションキーは操作可能となっている。

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 Samsungの広報担当者によれば、この携帯は3Dグラフィックとゲーム機能を備えている。標準搭載のゲームは3種類。SamsungのWebサイトから別料金でゲームをダウンロードすることも可能だという。

 メインディスプレイの解像度は176×220ピクセル、サブディスプレイは128×128ピクセル。CDMA2000 1x EvDOをサポートし、31万画素のカメラを内蔵する。MP3プレーヤーを搭載し、画面を音楽のテンポに合わせて変更することも可能だ。

 SCH-V450は今週前半に韓国で発売され、価格は約500ドルだという。

 同社ではSCH-V450を海外で販売する計画は持っていないが、今年後半には海外市場向けにゲームに特化した携帯電話を数多くリリースする予定。その一つであるSGH-P730は動作初のメガピクセルGSM携帯で、SCH-V450と同じく3Dゲームを搭載している。SGH-P730は8月にヨーロッパとアジアで発売される予定だ。

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