「P506iC」はFelica対応のPDC端末。Felica対応が大きなトピックなのはもちろんだが、「P505iS」から継承し、進化したフレックススタイル、200万画素カメラにストロボ内蔵と見るべきポイントは多い(7月9日の記事参照)。またデザインもP505iSを継承しつつ、より丸みを帯びた柔らかいデザインとなった。このところのパナソニックモバイルコミニュケーション製のPDC端末の共通の方向性だ。
2軸回転が特徴のフレックススタイルはNEWフレックススタイルとなり、水平方向の回転が180度から360度に拡大された。ディスプレイを表に向けて閉じた状態(クイックスタイル)からは、左右どちらの方向に回転させても通話スタイルに移行できるようになった。
またディスプレイを左側に90度横に回転させた状態でロックできるようになり、横長で撮影した画像を正立状態で見られる。このスタイルをパナソニック モバイルは「NEWビューワスタイル」と呼んでおり、フォトカクテルやスライドショーを楽しむスタイルと位置づけている。
フレックススタイルに関連して大きく進化したのが、ディスプレイを表にして閉じたままでの使い勝手だ。P505iSではこれをビューワスタイルと呼んでいたが、P506iCではクイックスタイルに改められている。閉じたまますぐ(クイック)に可能なことが増えたからだ。
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