速報
» 2004年08月30日 13時54分 公開

FOMAで産廃を追跡・管理 双日が新システム

産廃引き取り時にFOMA端末のカメラで現場を撮影。専用iアプリに接続し、廃棄物の種類や数量などと一緒にサーバに送信する。紙ベースの従来システムよりも業務を効率化できる。

[ITmedia]

 双日は8月30日、NTTドコモ関西の協力を受け、FOMAを活用した産業廃棄物追跡・管理システムを開発したと発表した。同社の産業廃棄物管理票(マニフェスト)管理システム「ビーナスシステム」とFOMAを連携させることで、マニフェスト発行業務を効率化する。

 収集運搬業者は、産廃引き取り時にFOMA端末のカメラで現場を撮影。専用iアプリに接続し、廃棄物の種類や数量などマニフェスト発行に必要なデータと一緒にサーバに送信する。サーバはデータを排出事業者に自動送信。排出事業者はデータ確認し、電子マニフェストを発行する。

 従来、建設系産業廃棄物の受け渡し現場では、排出事業者が立ち会って紙のマニフェストを作る必要があったが、同システムを利用すれば、それが不要になる。

 また、ビーナスシステムのGPSを使って、収集運搬車両をリアルタイムで追跡する。車両の経路が記録されるため、信頼性の高いマニフェストを作成できるとしている。

 同システムで作成した電子マニフェストなら、排出事業者、収集運搬業者、処理業者がネット上で共有でき、照合などの事務作業が効率化できるほか、紙マニフェストに義務付けられている5年間の保管も免除される。

 同社は、住宅メーカーなど建設業界向けに、ASP形式で同システムを提供する。まず、大手住宅メーカーで導入し、関東圏で運用を開始。3年後には、年間1億円の売り上げを目指す。

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