9月4日に、FOMA版らくらくホンこと「F880iES」が全国で発売になった。ドコモのトップ10に食い込めるか。auの新機種「A1402S II」が、どこまでランクを上げられるかにも注目だ。
NTTドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン | ||||||||||||
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1 | ↑ | P900i | → | A5503SA | ↑ | TT31 | → | V402SH | |||||||
2 | ↓ | N505iS | ↑ | W21SA | ↓ | TT32 | → | V602SH | |||||||
3 | → | P505iS | → | W21S | ↑ | TK40 | → | V601T | |||||||
4 | ↑ | F672i | ↑ | A5405SA | → | TS41 | → | V301SH | |||||||
5 | → | N900iS | ↑ | A1402S II | ↓ | TK40(*) | ↑ | V401D | |||||||
6 | ↓ | N900i | → | W21H | → | TK41 | ↑ | V302T | |||||||
7 | → | SH900i | ↓ | A1402S | ↑ | TK22 | ↑ | V401T | |||||||
8 | ↑ | N506i | ↓ | A5506T | ↓ | TK31 | ↑ | V801SA | |||||||
9 | ↑ | P252iS | ↑ | A5407CA | → | TT41(*) | → | V601N | |||||||
10 | ↓ | SH505iS | ↓ | A5406CA | → | TS31 | ↑ | V401SA | |||||||
(*)表記は「プリケーセット」対応端末 |
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています
ついに――というべきか。永らくドコモのランキング首位の座にいた「N505iS」が、トップを明け渡した。代わって1位になったのは、「P900i」(右写真)。3位も「P505iS」が占めており、“N”派閥と“P”派閥の勢力争いでは、Pが一歩リードしたといったところ。
そのほかは、大きな変化はなし。らくらくホンの「F672i」が4位にランクを上げたが、注目のF880iESは今週は圏外だった。もっとも、らくらくホンのような機種は息が長いだけに、今後ジワジワ順位を上げる可能性もある。
auの順位が、活発に動いている。トップこそ先週と同じ「A5503SA」だが、2位には「W21SA」が入った。このところ、「WIN+BREW」のW21xシリーズの人気は「1位:W21S、2位:W21SA、3位:W21K」という図式が出来上がっていたが、これを打ち破った。
先週2位だった「A1402S」(左写真)は、7位に急落。もっとも、この理由はある程度推測できるかもしれない。入れ替わりに、A1402S IIが5位へと躍進しているのだ。この2機種間で、パイの食い合いが生じている可能性がある。
ちなみに、ドコモの「N900i」と「N900iS」はいまだに仲良くトップ10入りしている。A1402SとA1402S IIも、同様の関係を築けるだろうか。
ツーカーは相変わらず大きな変化なし。1位、2位が入れ替わったほか、3、4、5位が入れ替わったりしているが、トップ10の顔ぶれは同じままだ。
3位に上がった「TK40」は、折りたたみながら84グラムの軽量を実現した端末。プリケ―セット対応のTK40も、5位にランクインするなど人気だ。4位には骨伝導携帯こと「TS41」(右写真)がランクイン。このあたりが「2番手集団」なのだが、1位を脅かすには至っていない。
ボーダフォンは、上位陣が安泰。1〜4位が先週と同じだ。「V402SH」は、これで3週連続トップを獲得。
その下を見ると、比較的下位に甘んじていた端末が順位を上げている。6位の「V302T」(左写真)は、携帯の外側が7色に光る「ルミナスライト」を搭載した端末。先週10位からランクを上げた。8位にはVGS端末「V801SA」が、先週11位からランクアップ。また10位の「V401SA」も、先週12位からトップ10圏内に飛び込んでいる。
ドコモが253iシリーズを発表したが、発売時期は10月以降になる予定。9月中は、この顔ぶれがしのぎを削ることになりそうだ。
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