1位 ドコモ最薄、16.7ミリの折りたたみ型〜「prosolid」
10位 FeliCa携帯、ただいま40万台〜901i数機種にも搭載
先週の上位は、ドコモのムーバ新端末が独占。中でも、折りたたみながら16.7ミリの薄さを実現した「prosolid」と、preminiの新バージョン「premini-S」が人気を集めたようだ。
これらの端末を含め、先端技術が数多く披露されているのが海浜幕張で開催中の「CEATEC JAPAN 2004」。コンシューマエレクトロニクスの大規模な展示会だが、各キャリア・メーカーとも約1年後を見据えた技術や製品を投入してくる。
そのCEATECで見えてきた来年のトレンドは、やはり「1セグメント放送」だろう。2005年末にも始まるといわれているこのサービス、約1年後に始まるとあって、関連した展示も多かった。
端末メーカーがこぞって1セグ端末のデモを行っていたほか、H.264の技術をアピールするブースも多数見られた。富士通では「いかにも映像視聴用」といった“横長液晶”のコンセプトモデルを展示していた(10月5日の記事参照)。
ドコモとKDDIは、燃料電池のコーナーを設置(10月5日の記事参照)。ここでもKDDIが「「地上デジタル放送開始が、1つのきっかけ」と明言している。映像視聴に耐える電池の持ちを実現させるべく、開発を進めている状況だ。
昨年のトレンドは、“ケータイのデジカメ化”。そこで展示されていた技術が今年の端末に反映されている。来年の今頃は、今年の技術が乗った端末を手に「その次」に思いをめぐらせているのだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.