Vodafone 3G、冬モデルの登場間近? スペックが徐々に明らかに

» 2004年12月06日 22時18分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 Vodafone 3Gの周辺が騒がしくなってきた。11月22日には製品紹介のミニ冊子に修正が加えられ、7モデルの製品比較表も登場。ボーダフォンのサイトでは、12月10日から2005年2月28日まで、着うた/ロングバージョンのプレゼントキャンペーンを実施することがアナウンスされている。さらに12月18日から順次、全国8会場で「Vodafone Winter Festa」と銘打ったイベントを開催することも明らかになった。

 12月8日には、この1日にボーダフォンの社長に就任した津田志郎氏が、就任の挨拶を行う。ここで、新端末発売について何らかのコメントがあるのかもしれない。

 最初の端末が登場間近と見られるVodafone 3Gの冬モデル

スペックも徐々に明らかに〜シャープはUSB2.0準拠

 最初の発表時には未定だったスペックも(9月28日の記事参照)、ここにきて徐々に明らかになってきた。

 シャープ製の「902SH」「802SH」はUSB2.0に対応。Sony Ericsson製「802SE」が日本語/英語/スペイン語/ポルトガル語対応で、二次元バーコード読み取り対応の端末が902SH、802SH、「802N」の日本製モデルだけであることなどが分かる。

 ほかにも赤外線やBluetoothでやりとりできるデータの種類や、カメラの詳細な機能、データフォルダ容量などが明らかになっている。

 ボーダフォンは冬モデルの投入を契機に、3Gへの本格移行を目指す。既にパケット定額制の「パケットフリー」を開始しており、新端末では(11月10日の記事参照)、メールの送受信容量を最大300Kバイト、アプリサイズを1Mバイトにするなど、コンテンツ容量も拡張する。コンテンツの配信方式については、コンテンツとコンテンツ鍵を別々にハンドリングする超流通の仕組みも取り入れるとしている(11月10日の記事参照)

 

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