作品名 | 僕の彼女を紹介します(windstruck) |
監督 | クァク・ジェヨンチャン・ヒョンス |
制作年・製作国 | 2004年韓国作品 |
韓流映画特集のラストを飾るのは、クリスマスにもピッタリなラブストーリー「僕の彼女を紹介します」。アクション、スリル、コメディ、そして純愛までも詰まった本作品のヒロインはチョン・ジヒョン。その名前よりも“猟奇的な彼女”の彼女、といえば、顔が思い浮かぶ方も多いのでは。今回もスクリーンいっぱいに、ピュアな魅力を振り撒いています。
彼女との出会いは衝撃的でした。真昼の街角、響き渡る女性の叫び声。教師のミョンウは、ひったくりをした男の後姿を追いかけて駆け出しました。あとちょっとのところで、泥棒を逃したミョンウ。その直後、追いかけてきた女の子に、ひったくりに間違われて突然殴られ、取り押さえられてしまったのです。自分は犯人ではないと説明しても、まったく聞く耳を持ちません。彼女こそ、無鉄砲な警察官、ギョンジンだったのです。
人違いだと訴えるミョンウに、ギョンジンはあの手この手で自白を迫り、脅迫まがいの台詞まで吐く始末。やっと誤解が解けたところで、ミョンウはギョンジンに謝罪を求めますが
「私の辞書に『ごめん』はない!」
と突っぱねます。とんだ災難に遭ったミョンウ。もう二度とこの婦人警官には会いたくないと警察署から帰って行きました。しかし、その数日後、教師という職業柄、夜の街のパトロールを警察と協力して行なうことになり、ギョンジンと再会してしまったのです。別の人と組みたがるミョンウを、手錠で捕まえてしまうギョンジン。したかなく二人連れ立って、街を歩き出しました。
ギョンジンは正義感が強く、犯罪の一端を見つけたら黙って見過ごせず、とにかく突き進んでしまう性格。一晩で学生のケンカから、麻薬密売組織による銃撃戦にまで巻き込まれてしまい、ミョンウはクタクタ。でも、そんなギョンジンの真っ直ぐな性格に魅せられ、ミョンウは恋に落ちてしまいます。“危険を顧みない彼女を守るのは僕の役目”と心に決めたのでした。また、ギョンジンもすべてを包み込んでくれるミョンウの優しさに、惹かれていきました。
それからミョンウはギョンジンの仕事中、携帯に電話をかけるようになりました。
「私は必死で走ってるけど、そっちはヒマでしょ」
「後でかけ直す」
そっけない言葉でも、彼女が無事なら一安心。しかし、ある時
「今、犯人を追ってるの!」
と切羽詰った声が。今から、ギョンジンのもとへ行って協力すると言うミョンウに
「だめ、危ないわ」
と、電話を切ってしまいました。ギョンジンが追いかけていたのは脱獄した凶悪犯。ミョンウはいてもたってもいられずに飛び出します。無鉄砲なギョンジンを、ミョンウは守ることができたのでしょうか。映画終盤の携帯電話のシーンは、感動のクライマックス! これから観に行く予定の方は、ハンカチをお忘れなく!!
本作品に登場する携帯電話は、VK Mobile。キム・ヘジョンがCMキャラクターを務めています。VK Mobileのサイトで見ることができるCM映像もかなりキュートですVK Mobile サイト TV ADS ページ(キム・ヘジョンのCMは VK500、VK520)。
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