PBX【ぴーびーえっくす】

» 2005年01月25日 13時32分 公開
[江戸川,ITmedia]

 PBX(Private Branch Exchange)は構内交換機とも呼ばれ、企業で利用される内線電話同士の接続や、内線と加入電話回線、内線と専用線などとの接続を行う。時代の推移とともにクロスバー式のアナログ方式から電子デジタル交換機へと進化したが、近年では特にIP化された製品をIP-PBXと呼ぶこともある。

 事業所用コードレスとして利用可能なPHSは、PBXと構内PHS基地局を接続したもの。自営標準に対応したPHSであれば、企業の内線電話として併用できる。また、モバイルセントレックス(12月18日の記事参照)の登場によって、企業ではPBXを含めたネットワーク構築が見直されるようになってきた。

 PBXは、装置全体を制御するCPUのほか、内線電話機ごとに用意される内線回路、加入電話回線や専用線などを接続する回路、ダイヤルパルスやプッシュ信号を送出するセンダ、通話路を接続するスイッチ回路などがそれぞれパッケージ化され、1つ、もしくは複数のラックに収容されている。

 PBXを利用する際は、あからじめ登録した番号計画に基づく“特番”をダイヤルするのが基本。外部に電話をかけるのに“0”発信をする電話機は、PBXの制御下にあるわけだ。ちなみに0を使っているのは日本の慣例であり、国によっても番号事情は変わってくる。

 PBXに似たシステムにボタン電話装置(キーテレホンシステム)がある。収容する回線数や電話機台数がPBXよりも少なく、小規模な企業で使われている。主装置と呼ばれる小型の機器に、高機能な専用電話機を多対ケーブルで接続する。総じて低コストではあるが、システムの拡張性はPBXより劣ることが多い。

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