「Advanced Wnn V2」の実力は〜「W22SA」の文字入力を試す効率よいメール入力を考える(4/4 ページ)

» 2005年02月18日 02時57分 公開
[太田純,ITmedia]
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そのほかの入力機能

 文字入力に関するほかの機能についても簡単に説明しておこう。なお、W22SAもポケベル入力をサポートする端末のひとつだ。

英数カナ変換

 ほかの英数カナ変換とは違い、W22SAでは数字候補としてキーの入力回数に対応した数字候補が表示される。つまり「う」を英数カナ変換すると「111」になり、桁数の多い数字を入力するときに便利だ。

絵文字・記号入力

 文字入力中にEZキーを押すと絵文字、顔文字、全角記号、半角記号の一覧画面が次々に表示される。履歴から過去に入力した絵文字や記号を素早く入力できるほか、左ソフトキーでの連続入力にも対応している。

やり直し機能

 これはさまざまな場面で使える万能のアンドゥ機能だ。予測入力や通常変換、英数カナ変換などで確定した直後の文字を読みに戻したり、クリアキーで削除した文字を復元したりできる。やり直し機能は左ソフトキーに割り当てられており、利用可能な場面で画面にガイドが出るのも分かりやすくてよい。

ダウンロード辞書

 SANYOケータイプラネットに各種ダウンロード辞書が用意され、使用辞書に登録することで予測辞書として利用できる。スポーツ、芸能、ビジネスなどの辞書はかなり充実しているが、地名などの固有名詞辞書はあまりない。

 面白いのは付属語専用の予測辞書があることで、例えば関西弁付属語辞書を使うと次文節予測候補に「やんけ」「でっしゃろ」などが出るようになる。ただしダウンロード辞書はほかの辞書より優先されるので、次文節予測の候補画面が関西弁だらけになってしまう。このあたりはもう少し考慮してほしいところだ。

 英数カナ変換では「かをな」で「2005」が入力できる(左)。絵文字入力では数字キーで画面を選ぶことも可能だ(中央)。右はダウンロード辞書の関西弁付属語辞書を登録して次文節予測候補を見たところ。もはや共通語を入力するのは不可能だ

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