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» 2005年06月24日 02時03分 公開

エルダー層に受け入れられるか? 55歳と78歳のW32Kレビュー (2/4)

[吉岡綾乃,ITmedia]

操作体系は“分かりやすくない”

 二人とも電話を操作するときには、片手で端末を持ち、もう片方の手でボタンを押す。ゆきさんは問題ないのだが、テルコさんが十字ボタンを押すときには、力の加減が分からないらしく、1つ下を選ぼうとしては、何度も行き過ぎたり戻ったりしていた。

 数字キーのサイズそのものは悪くないようだ。ツーカーSほど大きなボタンではないが、とくに不満はなさそうだった。

短縮ダイヤルボタンを押すと出る画面。非常に親切と好評だった(左)。ソフトキー(検索/詳細/メニュー)が、短縮ダイヤルを指しているように見える(右)

 ゆきさんは、操作系が統一されていない点が不満だという。「前の画面に戻るとき、またはなにかを決定するとき、どのボタンを押すのかが場合によって違うのでよく分からない。進むときはこれ、戻るときはこれ、というように決まっていてほしい」。

 もう一つ挙がっていたのが、「ソフトキーが指すキーが分かりにくい」という点。画面の下に表示されるソフトキーは、本来センターボタンとその左右にある「電話帳」「アプリ」ボタンを示すが、ソフトキーの真下にちょうど短縮ダイヤルが3つ並んでいるため、ソフトキーが短縮ダイヤルを示しているように見えてしまうのだ。

カメラは必要?

 「この携帯はカメラも付いている」というと、2人とも興味を示していたが、実際に写真を撮っていたのはゆきさんだけだった。

 テルコさんには「撮速メール」の設定をし、写真を撮ってメールするまでの手順も教えた上で試用してもらったのだが、実際には試用期間中一度も写真を撮っていなかった。写真付きのメールを受信した場合も、受信した直後はメールを見るのだが、その後受信メールを呼び出して見ることはなかった。「(画面から)消えたから、一度見たら写真は消えたのだと思っていた」(テルコさん)

 一方ゆきさんは面白がってW32Kで何枚も写真を撮っていた。普段デジカメを利用しているので、撮った写真をPCで表示したところも見てもらった。「写真は、携帯の液晶で見たときにきれいだと思ったが、PCで見ると全然きれいじゃない。デジカメの代わりにはならないのね」。撮った写真は本体メモリにそのままため込んでいた。メールしてみようと思わなかったか聞いたところ「思いつきもしなかった。そもそもどうやってメールで写真を送るのか、やってみないと分からない」という。また、動画も数回撮ってみたというが、感想は「動画はまず撮らないと思う。私は要らない」

液晶が消える!?

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