KDDIは、au携帯電話にFeliCaチップを搭載した「EZ FeliCa」サービスを9月から開始すると発表した。9月に対応端末「W32S」「W32H」を発売し、新機種リリースと同時にサービスを開始する(7月11日の記事参照)。
BREWアプリを利用し、交通関連サービスや電子マネー、会員証といった各種サービスを利用可能にする。サービスのプロモーションにあたり、既にドコモが利用しているサービスマーク「おサイフケータイ」を利用するという。
メインメニューに「EZ FeliCa」アイコンが用意され、容易に操作できるイメージ。 携帯のディスプレイを活用して、履歴情報参照や残高確認が可能なほか、ネットワーク通信でオンラインチャージなども行える。
KDDIとJR東日本は同日、2006年1月のサービス開始を予定している「モバイルSuica」の普及に向け提携したことを発表した。1月のモバイルSuica開始と同時に、EZ FeliCa対応機でサービスを利用可能にする。
EZ FeliCa対応端末を用いたモバイルSuicaのフィールドテストも、2005年秋から開始する。両社で連携して「駅ナカと街ナカをつなげるユーザーフレンドリーなサービス」(KDDI)を実現するとうたう。
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