FOMA音楽ケータイの実力は──「Music Porter II」:CEATEC JAPAN 2005

» 2005年10月05日 22時04分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 1年前にムーバの企画端末として登場した「Music PORTER」(2004年10月の記事参照)。新モデルはFOMAの「Music Porter II」(10月3日の記事参照)として開発が進められ、年度内には発売される見込みだ。メインターゲットは「本格的に(携帯で)音楽を楽しみたい20代から30代の男女」だとNTTドコモ プロダクト部第2商品企画部の小沢耕平氏。ボディカラーもターゲット層に合ったポップな色を採用した。

 深みのあるREDと、オレンジのアクセントがポップなWHITEをラインアップした「Music Porter II」。ポータブルオーディオと同等の低消費電力を実現する音楽再生専用ICが搭載され、最大で連続20時間の音楽再生が可能になった(データ形式がATRAC3plus、ビットレート48kbpsの場合)。バッテリーの容量は、D701iと同じ690mAh


 背面に1.1インチのモノクロSTN液晶を装備。液晶の下には音楽機能を操作するためのボタンが用意される


 テンキーとボディとの色の対比がアクセントになっている。背面液晶やカメラのレイアウト、端末の形状は、D701iに似た雰囲気。前モデルのMDプレーヤーライクな真四角のボディにしなかった理由は「MDプレーヤー型は、やはりユーザーを選んでしまう。(携帯電話として)使いにくいという声もあって、今回は携帯電話型にした」(説明員)


 メニュー画面も若者層を意識したデザイン


 底面と両側面

 前モデルはMDプレーヤーを意識したという真四角のボディだったが、新モデルはスタンダードな折りたたみ型。外観の雰囲気は、同じ三菱電機製の「D701i」に似ている。大きく異なるのは、メイン液晶の下に設けられた音楽機能の操作ボタン。端末を閉じたままでも音楽プレーヤーとして使えるようにするために搭載されたものだ。

 液晶下部に並ぶ3つの操作ボタン

 閉じた状態でも、待受状態から中央のキーを長押しするとミュージックプレーヤーが起動。中央のキーを短押しすると音楽の再生が始まる。再生中は両脇のボタンの短押しがボリューム調整、長押しが前後曲へのスキップに割り当てられている。待受状態で右のボタンを長押しすると、FMラジオが起動する。

 背面のキーは、誤動作しないようロックすることが可能。端末を開いてメニューキーを長押しすると、ロックがかかる仕組みだ。ただ、ロック解除の際にも端末を開く必要があるのは少々面倒な感もある。

 音楽を聴きながら可能なのは、「iモードやメールの閲覧、iアプリ、カメラ機能など」(ドコモ)。音楽を聴いている際に通話やメールが着信すると音楽は一時停止され、操作終了後には再度再生操作を行う必要があるという。

 初出時に「音楽を聴きながらiアプリを使えない」と記載されていました。お詫びし訂正致します


 FMラジオは各地域の局のプリセットデータが入っており、エリアを選ぶだけでいい。イヤフォンがアンテナを兼ねているのでFMラジオを聴く際にはイヤフォンを接続する必要があるが、イヤフォンを差した状態で本体のスピーカーからラジオの音声を流すこともできる


 音楽再生時のサウンド設定は7種類から選択できるなど、再生関連の設定は多数用意されている


 背面液晶には、再生中の音楽の情報やラジオ局の局名が表示される。液晶周りのバックライトの色は変更可能だ

どんなフォーマットの音楽を聴けるのか

 Music Porter IIは、MP3/AAC/ATRAC3/ATRAC3plus形式の楽曲データの再生に対応するとうたっている。このうち、付属ソフトの「BeatJam」を使って取り込めるのは、MP3/ATRAC3/ATRAC3plusの3種類。AACはiモーションとして再生されるもので、ほかの3種のフォーマットの楽曲再生とは位置付けが異なる。AACは再生可能なビットレートが48kbpsとそれほど高音質の楽曲を再生できるわけではないので、対応はおまけ程度と捉えたほうがよさそうだ。

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