ドコモ、留守電サービス不具合で料金返還

» 2005年10月06日 16時28分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 ドコモは10月6日、携帯の留守番電話サービスで不具合があり、料金を返還すると発表した。留守番電話サービス用一部設備のソフトウェア不具合が原因。

 ドコモは2004年6月15日から、留守電サービスユーザーの情報を旧設備から新設備へ移行してきた。今回、NTTドコモ、ドコモ関西、ドコモ東海、ドコモ中国とドコモ九州のユーザーのうち、既に新設備に移行したユーザーのうち応答メッセージを「システム音声」に設定しているユーザーがメッセージを録音できなくなった。

 具体的には、該当ユーザーが応答メッセージを「自分の声」で録音し確定、通話を切断せずに応答メッセージの録音やり直しを行い、再度「自分の声」で録音してから応答メッセージを確定させずにキャンセルした場合に問題が生じた。上記の操作を行った場合、留守電接続時に通話が切断され、メッセージを録音できなかった。

 ドコモによると、2004年6月15日から2005年8月16日にかけてこの不具合の影響があったのは約40件程度。ユーザーには、留守番電話月額使用料と応答メッセージの録音にかかった通話料を返還する。 2005年10月5日現在で、1件の問い合わせがあった。

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