大画面を堪能する設定をしてみた長期ロードテスト「D902i」No.1

» 2005年11月17日 21時28分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 先週末、発売されたばかりの「D902i」を買ってきました。決め手はスライドボディ&大画面。色はちょっと迷いましたが、デフォルトの待受画像に設定されているレモンの写真が、ボディーカラーと合っていてかなりツボだったところに惹かれ、プレミアムイエローにしました。

 もともと折りたたみよりストレート端末が好きで、以前使っていたauの「W22H」がとても使いやすかったため「またスライド端末がいいなあ」と思ったのもD902iを選んだ理由の1つです。ちなみに、三菱電機製の携帯電話を使うのは初めて。

 手にすると、なんといっても印象が強いのが240×400ピクセル、2.8インチと大きな液晶画面。大画面端末としては以前、auの「W21CA」を使っていたことがあり、同じく240×400ピクセルなのですが、表示エリアの違いのせいか、W21CAよりもさらに広々と感じます。最近は腕時計をせず、携帯で時間を確認することも多いので、いちいち開け閉めしなくても時間が確認できるスライド端末は助かります。

D902i(上)とW21CA(下)で同じ画像を表示してみた。実際に画像が表示される広さは結構違う

 もう1つ、D902iに期待していたのが、有効画素数200万画素のハニカムCCDを搭載したカメラ機能。詳しくはまた回を改めて書きたいと思いますが、きれいに撮れてかなり満足。端末が閉じた状態で写真を撮っていると、なんだか画面が大きなコンパクトデジカメを使っているみたいです。

 写真がたまってきたので、待受画面にすることにしました。前機種の「D901iS」にも搭載されていた機能ですが、D902iでは、開閉するたびに待受画面を変えられます。

 方法は「メニュー」→「データBOX」→「マイピクチャ」でMENUボタンを押し、「アルバム作成」を選びます。待受画面にしたい写真を複数選んでアルバムを作成して保存。再度「メニュー」→「設定(settings)」→「ディスプレイ」→「待受画面設定」→「待受画面選択」→「ランダムイメージ設定」で、作成したアルバムを選択。切り替え設定を「スライドオープン」にすればOKです。スライドするたびに待受画面が切り替わって楽しいので、持っている方は是非お試しを。「15秒/1分/15分/1時間ごと」「日替わり」など時間による切り替えもできます。

 もう1つ、大画面を生かす設定変更をしました。「メニュー」→「設定(settings)」→「ディスプレイ」→「待受画面設定」→「画面のカスタマイズ」で、画面のどこに何を表示するかを設定できます。上が広くて下が狭いもの、上下均等に2分割など、7パターンある設定画面からレイアウトを選べます。表示できる情報は「新着情報(メール、着信、留守番電話)」「メモ」「スケジュール」「カレンダー」。

何をどこに表示させるか、エリア設定が可能。私が使っているのは「パターン6」

 未読メールや不在着信、スケジュールといった情報をいつも画面に表示しておけるのはかなり便利で重宝しています。なお、表示したくないときは、終話ボタンを押すと、表示/非表示が切り替わります。

 D902iにはアナログ2種類、デジタル4種類の時計デザインが入っているのですが、どれも画面中央に置かれているため、表示情報と時計が重なって表示されてしまいます。特にデフォルトで入っている黒丸に白抜き数字の時計は、ほとんどの画面レイアウトで重なってしまいます……と書いたのですが、ごめんなさい、時計の位置は動かせますね。「メニュー」→「設定(settings)」→「時計」→「時計表示設定」→「表示位置」で上か下にずらしてあげるといい感じになります。

時計表示が「中」のままだと、このようにカレンダーやメール着信と重なってしまう。時計を上か下にずらして重ならないようにすると見やすくなる
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長期ロードテストとは

 ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

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