NTTドコモは、1Gバイトメモリ搭載の音楽携帯「MUSIC PORTER X」を4月8日から全国一斉で発売する。
衛星デジタル放送「モバHO!」の音声・音楽番組の受信に対応したスライドタイプの携帯電話で、モバイル放送が提供する月額980円の「モバHO!編成チャンネル(Gパック)」を楽しめる。
ボディカラーはSAFARI GREEN。モバHO!Gパックでは、Jポップやストリートミュージック、ロック、ヒップホップ、レゲエ、クラブミュージック、ジャズ、クラシックといった多彩な15チャンネルを楽しめる1Gバイトの内蔵メモリを備え、モバHO!の番組を録音したり、音楽CDなどからリッピングした楽曲を保存することができる。ATRAC3、ATRAC3plus、MP3、AAC(iモーションのみ)の楽曲フォーマットに対応し、音楽配信サービス「mora」で購入した著作権保護対応の楽曲再生も可能。FMラジオ機能も備えている(テレビの1〜3チャンネルの音声受信にも対応)。
音楽志向のユーザーにマッチしたボディデザインも特徴の1つで、デザインを担当するのは「TGB design.」の石浦 克氏。ストリート感と高級感を両立させた端末デザインで、内蔵コンテンツについてもFlash仕様の「待受画面」「音楽再生画面」「メニュー」などが各5パターンずつプリインストールされる。
ドコモによれば、ソフトウェアのベースとなっているのは「Music Porter II」。ただし、日本語入力システムにATOKを採用し、メールの圏内自動送信に対応するなど、強化されている点もある。
パッケージには、マイク付きリモコンやアンテナ内蔵ヘッドフォン、デジタルオーディオソフト「BeatJam」、USB接続ケーブルが付属し、買ったその日から音楽を楽しめる。ほかにも別売りのアクセサリーとして「モバHO!」を受信しながら充電できる専用卓上クレードルを用意。このクレードルには外部スピーカーを接続できるという。
メインディスプレイは2.8インチ26万2144色のTFT液晶(240×400ピクセル)、カメラは32万画素CMOS。音楽の最大連続再生時間は約20時間。モバHO!の最大連続聴取時間は約2時間、モバHO!録音データの再生可能時間は約6時間。カメラはインカメラのみの搭載となり、外部メモリスロットは備えていない。
なおNTTドコモは4月1日から4月30日までの期間中、ミュージックストア「HMV」にMUSIC PORTER Xの視聴コーナーを設置。モバHO!の新番組「HMV JAPAN COUNTDOWN」を体験する場を提供する。実施店は、渋谷、原宿、新宿SOUTH、新宿EAST、池袋サンシャイン60通り、池袋メトロポリタンプラザ、上野、銀座、数寄屋橋、アクアシティお台場、吉祥寺パルコ、横浜VIVRE、栄、扶桑、浜松。
| 機種名 | MUSIC PORTER X |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚み) | 50×109×24ミリ |
| 重さ | 136グラム |
| 連続通話時間 | 約170分(テレビ電話:約90分) |
| 連続待受時間 | 約420時間(静止時)、約320時間(移動時) |
| アウトカメラ | - |
| インカメラ | 32万画素CMOS |
| 外部メモリ | − |
| メインディスプレイ | 2.8インチ約26万2114色TFT液晶(240×400ピクセル) |
| サブディスプレイ | - |
| ボディカラー | SAFARI GREEN |
| 機能 | 対応 |
|---|---|
| iチャネル | ○ |
| iアプリ | ○ 30Kアプリ |
| 日本語入力 | ATOK |
| マルチナンバー | ○ |
| プッシュトーク | × |
| FeliCa | × |
| デコメール | ○ (インライン入力非対応) |
| キャラ電 | ○ |
| 着モーション | ○ |
| FOMAプラスエリア | ○ |
| メールの圏内自動送信 | ○ |
| 通話からテレビ電話切り替え | ○ |
| セキュリティスキャン | ○ |
| QRコードリーダー | × |
| 自動時刻補正 | ○ |
| Eメールバックグラウンド受信 | ○ |
| 赤外線 | ○ |
| バイリンガル対応 | ○ |
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