東芝製の「W44T」は、内蔵メモリの1Gバイトに加え、最大1GバイトまでのminiSDを利用できる。これについて読者から「2GバイトのminiSDカードは使えるか」という質問が寄せられた。
Transcend製の2GバイトminSDを挿したところ、問題なく認識し、着うたフルの移動(内蔵メモリ→miniSDカード)、再移動(miniSDカード→内蔵メモリ)も可能だった。ただし公式なサポートは1Gバイトまでとなるので、 自己責任で利用することになる。
東芝のau携帯は「W41T」以降、フォントをダウンロードして変更できるようになった。メーカーサイトには「明朝」「丸ゴシック」「彫刻」「ポチ」「マドンナ」などのフォントが用意され、気分に合わせて好きなフォントに変更できる。この機能がW44Tにも入っているかどうかを気にする声が寄せられた。
実機を調べたところ、W44Tもフォントのダウンロードに対応していた。
W21Tでは、EZナビウォークで目的地を検索した後に中断し、待受画面に戻っても、あとからEZナビウォークを中断したところから呼び出すことができた。こうした使い方がW44Tでも可能なのかという質問が来ている。
実機で試したところ、残念ながら中断には対応していなかった。au携帯の場合、BREWを使ったプラットフォーム「KCP」(2005年9月の記事参照)に対応した端末では中断ができなくなっており、W44Tで中断できなくなったのもこのためだ。ただEZナビウォークには、「前回ページ」というボタンが用意され、終了時に開いていたページに戻れるようになっている。
au携帯向けPCサイトビューアーの最新バージョンは8.00。前のバージョンに当たるOpera 7.60から機能強化が図られ、ログイン情報やCookieの保存に対応し、ブラウザ終了後にもCookieが保存されるようになった。W44Tにも、このバージョンが搭載されたのかを気にする声が挙がっている。バージョン情報を確認したところ、8.00がプリセットされていた。
W44Tには、2.6インチのQVGA液晶が搭載されているが、「ドットが大きくなって粗く見えるのでは」という声も聞かれる。そこで2.4インチQVGAの「W21T」と比べてみた。
見て分かるとおり、特にドットサイズが気になるようなことはなかった。
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