キッズケータイ「SA800i」に不具合、キー操作を受け付けなくなる恐れ

» 2006年07月06日 14時41分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo SA800i

 NTTドコモは7月6日、「キッズケータイ SA800i」の一部機能に不具合ががあると告知。不具合解消のためのアップデートソフトウェアの提供を開始した。

 不具合内容は、

  • メール設定の受信優先設定を「ユーザ操作優先」に設定後、メール受信中にメールメニュー上の各種アイコンを選択したり、「電話帳」「直デン」からメール作成画面を起動すると、そのタイミングによりキー操作を受け付けなくなる場合がある。
  • 待受iアプリを設定した状態で充電器を接続すると、充電が完了した後も充電ランプが点灯したままになる(ただしランプが点灯したままとなるのみで、実際の充電は不具合なく充電完了後に自動的に停止する)。

 の2種類。上記以外も本機をより快適に利用するための更新も含まれる。

 ソフトウェアアップデート作業は、端末の「ソフトウェア更新」から行う。データのダウンロードとソフトウェアの書き換えに要する時間は約9分。更新データ提供期間は2006年7月6日から2007年7月31日(火)まで。なお、更新時も端末内に保存されるアドレス帳、カメラ画像、ダウンロードデータなどを残したまま行うことができるが、ユーザーの端末の状態(故障、破損、水濡れ)によりデータの保護が行えない可能性もあるとし、必要なデータはバックアップを取っておくことを同社は勧めている。

 キッズケータイ SA800iは、GPS測位機能を搭載し「子どもへの配慮と保護」をコンセプトとする子ども向け端末。ワンタッチで連絡先を呼び出し、電話やメールが行える「直デン」ボタンや防犯ブザー機能のほか、GPSを利用した位置情報サービス「イマドコサーチ」が利用できる。ドコモのほか、KDDI、ボーダフォン、ウィルコムといった携帯キャリアのほかコンテンツプロバイダも含めて、安全・防犯性や使い勝手をコンセプトとする子ども向け端末の投入やサービスを開始し、市場も拡大している。

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