2026年3月末に3Gサービス(FOMA)の終了を控えているNTTドコモ。3G停波後、3Gで使用していた周波数帯の運用計画について2月3日の説明会で明らかにした。
ドコモは3Gに800MHz帯と2GHz帯を運用しており、下りと上りで10MHz幅ずつ、合計20MHz幅の帯域を確保している。このうち、800MHz帯の5MHz幅(×2)については、2026年4月1日以降、段階的に4G(LTE)に移行していく。
ドコモは800MHz帯で合計15MHz幅(×2)を持っており、その中で5MHz幅(×2)を3Gに、10MHz幅(×2)を4Gで運用している。3G停波後は4Gの800MHz帯が1.5倍に増強され、15MHz幅(×2)をフルに利用可能になる。
800MHz帯はプラチナバンドとも呼ばれ、屋内や入り組んだ地形にまで電波が届きやすいというメリットがある。「屋内には800MHzしか周波数が届いていない場所で通信速度の改善を含む品質改善が見込まれる」(ネットワーク本部 エリアマネジメント部 エリア品質 エリア品質企画の見戸直樹氏)
なお、3Gで使っている2GHz帯の移行については、現時点では未定。可能性としては、ドコモが2026年夏の開始を予定している衛星とスマートフォンの直接通信サービスへの利用が考えられるが、「具体的なところは検討中」(見戸氏)で、「通信品質に資するような転用を実施していく」とする。
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