1位 割安感の出てきた「902iS」シリーズ、人気再燃の兆し
2位 番号ポータビリティ開始、10月24日から──NHK報道
3位 ドコモが19万増、auの増加数はほぼ横ばい──7月契約者数
5位 苦戦する「Vodafone live!」と行き詰まる成熟市場のジレンマ
6位 PSPやW-ZERO3で展示物の解説が読める──国立科学博物館の実験
8位 特定の文字入力で端末が再起動──「G'zOne W42CA」「W42H」に不具合
9位 「朝から晩まで携帯のことで頭がいっぱいだ」──ソフトバンク孫社長
10位 HSDPA端末「N902iX HIGH-SPEED」がモバイルSuicaに対応
今週は、ついに開始日が明らかになった“番号ポータビリティ”の話題が上位にランクインしている(8月9日の記事参照)。auは同じ日に、先頭を切って切り替えにかかる手数料などを発表(8月9日の記事参照)。ドコモやボーダフォンが、どんな施策や切り替え価格を打ち出すのかに注目が集まる。
携帯市場が激変する中、すっかり定着しつつあるのが“デザイナーズ携帯”だ。auと三洋電機、深澤直人氏の3者コラボによる「INFOBAR」が先鞭をつけたこのセグメントには、次々と新たなコラボモデルが登場。今年もauからは深澤直人氏デザインの「neon」、柴田文江氏デザインの「Sweets pure」が登場し、ドコモにいたっては「SA800i」「N702iD」(いずれも佐藤可士和氏デザイン)、「F702iD」(平野敬子氏と工藤青石氏デザイン)、「SH702iD」(松永真氏デザイン)、「P702iD」(佐藤卓氏デザイン)、「D702iF」(幾田桃子氏デザイン)、「N702iS」(佐藤オオキ氏デザイン)と7モデルもデザイナーズ携帯をリリースしている。
ドコモはデザイナーズ携帯について、これからは普通の型番でリリースする──とコメントしており(Top10記事参照)、その第1弾となったのが「N702iS」。じつはこの端末は、NECと佐藤オオキ氏の2者コラボによる端末だという。メーカーがコンセプトを形にしてくれるデザイナーを探して端末を開発するという、新しいアプローチが始まっているようだ。
佐藤氏を起用した理由について、NECモバイルターミナル事業部商品企画部の児玉早苗氏は「プロダクトデザインだけでなく、空間やグラフィックなど多岐に渡ってデザインしている方。ライフスタイル全体をデザインしていくようなスタンスが、NECの端末作りに対する考え方と合っていたから」と話す。
佐藤氏も毎日の生活の中に自然な形で調和する端末作りを目指したと話す。「イスを作ったり、お店を作ったりするのと同じような感覚でやらせていただいた。人が接したときに、“あ、なるほどな”と思ったり、“くすっ”と笑ったりする、何かするきっかけにコミュニケーションが発生するようなデザイン」(佐藤氏)
佐藤氏のアイデアやこだわりのほとんどが製品に反映されたというが、中には搭載を見送ったものもあると児玉氏。「端末の起動時にリアルな水の音が鳴る仕様になっているのですが、電源を落とすときの音を“トイレを流すときの音にしたら面白いのでは”と佐藤氏が提案して。さすがに、これはちょっと……ということで(笑)、搭載は見送りました」(児玉氏)
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