ソフトバンク、一般ユーザー向けの小型基地局設置サービスを開始

» 2006年10月18日 15時34分 公開
[ITmedia]
Photo 小型無線基地局はユーザー宅に宅配のうえ、資格を持った業者が設置する。ユーザーは箱の開封も禁じられている(写真提供:MobileDataBank

 ソフトバンクモバイルは、屋内での電波状態を改善する小型無線基地局の設置サービスを始めた。

 ユーザーの自宅などでソフトバンク携帯電話の電波が入りづらい場合、ソフトバンクショップなどで申し込みをすると、ソフトバンクモバイル側で調査の上、必要と認められれば無償で小型無線基地局を設置してもらえる。設置は一戸建てと集合住宅を対象とするが、地域や家の構造などによってはサービスを提供できない場合があるという。

 この小型無線基地局は、屋外の電波を増幅して屋内の電波状態を改善するもので、屋外と屋内に1つずつ機器を設置する必要がある。また機器の設置は、電波法上の制約で有資格者が行わなくてはならず、ユーザー自身で設備の移動や電源のオン/オフなどは行えない。FOMAやPHSなどで提供されているホームアンテナのようなものとは異なるので注意が必要だ。

 なお申し込みは2007年3月末日、もしくは台数が20万台に達した時点で締め切る予定だ。

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