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» 2006年12月08日 06時41分 公開

ITU TELECOM WORLD 2006:ペン型のコンセプトモデルなど、次世代デバイスの展示も──ジャパンパビリオン (2/2)

[山根康宏,ITmedia]
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中国で先行テスト中のPHSパケット通信対応端末を展示──京セラ

 京セラは、中国版PHS「小霊通」の128kbpsパケット通信に対応した最新機種を展示していた。PCカード型端末はすでに一部都市でテスト運用されているモデルで、70人民元(約1000円)で定額サービスが開始されているとのこと。

 また、2007年の発売を目標に開発している音声端末も展示していた。2.2インチQVGAカラーディスプレイ、40和音のMIDI音源、Java対応、Opera搭載と小霊通端末としてはかなりの高スペックで、GSM携帯電話のミドルレンジクラスにも劣らない機能を搭載している。中国の小霊通事業者も価格だけでは生き残れない時代がやってくることが予想されるが、日本メーカーならではの高機能化端末の登場は、携帯電話事業者と同等のより高度なサービスを提供できる可能性を秘めているだろう。

PhotoPhoto 京セラはCDMA対応端末の他に、PHSの端末や設備を展示していた(左)。中国の一部都市で先行テスト中の128Kbpsパケット通信対応カードも(右)
PhotoPhoto 音声端末はQVGA液晶を搭載。外観も携帯電話とそう変わらない(左)。WebブラウザーとしてOperaを搭載。Javaにも対応するなど、中国メーカーのPHS端末と比較するとはるかに高スペックだ(右)

香港で注目を集める日本の技術

 ジャパンパビリオンには各携帯電話メーカーの日本向け最新機種やサービスが展示されていたが、来訪者の多くが注目していたのがおサイフケータイなどの非接触型ICカードを携帯電話に組み込んだシステムだ。香港ではICカード「オクトパスカード」が完全に普及しており、ICカード決済が日常的なものとなっていることから、携帯電話の高い普及率と相まって、携帯で決済やポイントシステムを利用する技術に関心が高いようだった。

Photo 携帯をかざすことで決済やポイントが溜まるデモは香港の来訪者の大きな注目を浴びていた
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