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» 2006年12月25日 14時53分 公開

ITmediaスタッフが選ぶ2006年のベスト端末(ライター青山編):現場のプロも認めたタフネスと実用性──「G'zOne W42CA」

WIN端末となり、ほかのモデルと肩を並べるスペックを持ったということで「G'zOne W42CA」を第1位に選ぶ。前モデルに比べると“フツーのケータイ”っぽいデザインになったが、ゴツイ感じの無骨なデザインテイストも健在だ。

[青山祐介,ITmedia]
順位 端末名 概要
1位 G'zOne W42CA IPX7相当防水機能、LISMO対応、microSDカード対応、PCサイトビューアー、2.4インチ液晶、電子コンパス
2位 M702iS アルミボディ、メタルキー、Bluetooth搭載、英語予測機能、WORLD WING対応
3位 SA800i 繭をイメージさせるデザイン、大音量防犯ブザー、GPS機能、音声発信機能、「イマドコサーチ」対応

“Gショックケータイ”ファン待望のWIN対応モデル──「G'zOne W42CA」

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 個人的な趣味丸出しで恐縮だが、“Gショックケータイ”がようやくWIN端末になったということで「G'zOne W42CA」を第1位に挙げた。ちょうど1年前に、4年ぶりの復活を遂げた「G'zOne Type-R」も大きな注目を集めたが、WIN端末でなかったことが、同シリーズの新作を待っていたファンを少しがっかりさせた。

 こうしたユーザーの声をうけ、G'zOne W42CAは2006年春夏モデルとして登場したほかのモデルと変わらないレベルの機能を、しっかりと搭載していた。LISMOはもちろん、Hello Messengerなどのネットワーク系サービス、PCサイトビューアやmicroSDカードに対応し、当時としては満足できる仕様だった。

 強いてあげるなら、EZ Felicaに対応していないことや、充電台がUSBに対応しなかったことが惜しまれるものの、これらは当時のほかのモデルでもその多くが対応していなかった。

 歴代au端末の中で、唯一の耐水・耐衝撃モデルとして君臨していたG'zOne。G'zOne Type-R以前のモデルが個性的なデザインであったのに対し、G'zOne W42CAは比較的“フツーのケータイ”っぽいデザインになった。しかし、ゴツイ感じの無骨なデザインテイストは随所にちりばめられている。

 耐水・耐衝撃性能を持つ端末を普及させたい、という意図もあったというG'zOne W42CA。そのコンセプトは「E03CA」にもしっかりと受け継がれている。基本性能はそのままに、ボディから出っ張る大容量バッテリーを標準装備し、Bluetooth機能も搭載。“ビジネスケータイ”としての性能にさらに磨きをかけている。


ワールドスタンダードのデザインをFOMA端末に──「M702iS」

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 第2位に選んだモトローラ製端末「M702iS」を見るたびに、「StarTAC」を思い出してしまう。携帯のデザインにちょっとうるさいユーザーであれば、一目見ただけでもモトローラ製だと分かるデザインアイデンティティ。それをM702iSは持っている。

 これまで日本で発売されたモトローラ製端末は、日本人の志向を気にしないシンプルな機能で、ごく一部のファンにだけ選ばれていたように思う。今回のM702iSも、「着うた」や「iチャネル」といった最低限の共通機能は搭載しているものの、ほかの国産メーカーの端末と比べ、機能面で優れていると断言できるのは、英語の予測変換機能ぐらいだ。

 それでも、発売日のヨドバシカメラマルチメディアAkibaで即日完売になった光景を目にすると、“モトローラ”のオーラは通の心をつかんで放さないのだと感じる。個人的には、あのザックリとした作りが逆にモトローラらしいところなのだと思う。


子どもに持たせる防犯グッズとして──「SA800i」

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 NTTドコモが提供するドラマの中で、子役がキッズケータイ「SA800i」を持っているシーンを見かけることが多い。さりげなくドラマで宣伝しているのを、押し付けがましく感じさせない、子どものための防犯グッズ、SA800iを第3位に選んだ。

 子ども向け防犯グッズについて調べた時に、キッズケータイやネットワークサービスを比較したことがあった。その中でも、SA800iはよくできているなと感じた。万が一の時に大きなリングを引っ張ると、防犯ブザーが鳴動し、登録した相手(親)に自動発信して異常を知らせる。

 「イマドコサーチ」に契約していれば、同時に位置情報を契約者のケータイにメッセージRで通知する。たとえSA800iの電源を切られても、位置情報を通知するという念の入れようだ。ハード面でもバッテリーをトルクスネジで固定し、簡単には取り外せないようにするなど、よく考えている。

 キャラクターを配して子ども向けをアピールするのではなく、親の立場から子どもの安全を考えたSA800i。今後はこうしたモデルの選択の幅が広がっていくことを願いたい。


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