ショウケースに守られた「iPhone」、実際の使い心地は?Macworld Conference & Expo2007

» 2007年01月11日 05時50分 公開
[後藤治,ITmedia]
のんきにぐるぐる回ってます

 基調講演で発表されたiPhoneは誰もが注目する新製品だが、MacworldのAppleブースに展示された2台のiPhoneは、ケースを取り囲む来場者の視線にさらされながら、のんきにぐるぐる回っている。そう、特別な人でなければ触ることはできない。※ちなみに2台しかないにもかかわらず10日昼過ぎ(現地時間)には1台がハングアップして画面が暗くなってしまっている。

 しかし、あるプレスがアップル幹部とのブリーフィングの中で実機に触れる機会を得たと耳にし、その感想を聞いてみた。なお、実際にiPhoneから送られてきたメールや、偶然にも(!)Photo Boothに写ってしまった様子から、これが事実であったことを確認している(当然それを公開することはできないが)。

 ちなみに、差出人の名前はiPhone製品担当のApple幹部であるGreg Joswiak(グレッグ・ジョズウィック)で、yahoo.comドメインのデモ機のメールアドレスが割り振られていた。末尾のナンバーが4になってるということは、少なくともMacworldに4台以上のiPhoneがあるということだろうか?

 触った人の話によると、まず最初に手に持ったときは「すごいクールだと思った」(笑)。実際、持ったときにはある種の冷たさを感じたという。また彼は、iPodではなくPDAみたいな印象を受けたとコメントする。「CLIE TH55みたいだった」。

 では操作感はどうなのだろう? ジョブズ氏でさえ、キーノートスピーチでiPhoneのソフトキーボードを押していたとき何度か押し間違えがあったのだ。「たしかにキーボードは打ちづらかった。(押した感覚がない)タッチスクリーンだしね。」と彼、「でも、慣れれば適応できるかもしれない」。その一方で、逆にhomeボタンは触れるだけでは押せないので、かなり押し込まないと動作しないような印象を受けたという。

 それではアプリケーションの反応速度は? これに対しては、キーノートスピーチでのデモと同様、きびきびと反応してくれたとコメント。ただし、本体を横に傾けると画面も回転する機能や、マルチタッチオペレーションはすべてのソフトが対応しているというわけではないようだ。たとえば(iPodにはないiPhoneの特徴的な機能)Cover Flowはきちんと横になるが、Google Mapsは反応しなかったという。

――最後に強く感じた印象は?

「Appleが作るUI、例えば一見無駄に見えるけど、よく考えられたアニメーションとかね、そういうクールなUIを電話でも使えるのはすごいと思う。……あとは、落としたら致命的な打撃を受けそう」(笑)

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