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» 2007年02月07日 15時21分 公開

NET&COM 2007:アッカ・ネットワークスがモバイルWiMAXをデモ──基地局やアンテナの展示も

アッカ・ネットワークスは、2月7日から開催されている「NET&COM 2007」の会場で、同社が推進するWiMAX事業についての展示を行っている。ノートPCでWiMAXのパフォーマンスを体験できるコーナーも用意した。

[園部修,ITmedia]
Photo 「NET&COM 2007」のアッカ・ネットワークスブース

 アッカ・ネットワークスは、2月7日から9日まで東京ビッグサイトで開催されている「NET&COM 2007」の会場にてブースを構え、モバイルWiMAX実証実験の模様や基地局設備、アンテナなどを展示している。

 ブースにはWiMAX体験コーナーが用意されていて、会場内に設置した小さなアンテナから実際に電波を発射しており、WiMAX対応PCカードを装着したノートPCで、映像ストリーミングやVoIP、無線LANとのシームレスハンドオーバーなどのデモを通してWiMAXのパフォーマンスの片鱗が体感できる。

PhotoPhoto ブースの目立つ位置に、実験に使用しているアンテナとAlcatel-Lucent製の基地局設備を展示。アンテナは利用していないが、基地局は実際に動作しているという。右はデモの概要
PhotoPhoto Windows XPがインストールされたThinkPad X60上でVoIPによる音声通話や動画のストリーミング再生、無線LANとのハンドオーバーなどをデモ。PCカード型の通信カードを利用している

 電波は2.5GHz帯の5MHz幅を使用しており、会場ではダウンロードで最大4Mbps、アップロードでは最大1Mbpsの通信が可能だという。WiMAXは、実際のサービスでは20M〜30MHzの帯域が割り当てられるといわれており、最大で4倍から6倍のパフォーマンスが望めるとのこと。

PhotoPhoto ブースから少し離れた位置にもWiMAX体験コーナーがあり、ここにアンテナが設置されている。電波は2.5GHz帯の5MHz幅を利用している

 またステージでは、WiMAXネットワークが整った環境で実際にどんな恩恵が受けられるのか、未来の家庭の様子を中心に映像プレゼンテーションが上演されている。アッカの考える「オープンなWiMAXプラットフォーム」を利用したさまざまなサービスのイメージが映像化されている。

 なおアッカ・ネットワークスでは、総務省から無線免許が取得できた場合、既存のキャリアとは異なり、地方からのエリア展開を目指すとしている。地方自治体や公共サービスなどとの共同事業としてエリア展開を開始し、デジタルデバイド地域へ衛星とWiMAXを組み合わせたサービスを提供したりもする。

 都市部や郊外都市では、ある程度面的展開の準備が整ってからサービスを開始する予定なので、地方よりも1〜2年遅れることになりそうだ。これには、中途半端なエリアカバー率でサービスを始めて、「つながりにくい」「使いにくい」といったイメージがついてしまうのを避けたいという思いもあるという。

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