割賦販売が100%になったら、SIMロック解除も検討しうるが──ソフトバンク孫社長(1/2 ページ)

» 2007年02月09日 23時59分 公開
[ITmedia]
Photo 2007年3月期第3四半期決算発表会で説明するソフトバンク社長の孫正義氏

 ソフトバンクは2月8日、2007年3月期第3四半期の決算を発表(2月8日の記事参照)。説明を行った社長の孫正義氏は、携帯電話事業の貢献により、ソフトバンク創業以来最大の利益を上げていること、売上げや経常利益が順調に推移していることなどを説明した。

 ソフトバンクモバイルについては、1月5日に発表した月額980円の新料金プラン「ホワイトプラン」が好評で、2007年1月の純増数は16万4000契約を記録。純増シェアも43%と、J-フォン、ボーダフォン時代を通じて初めての高いシェアを獲得した。新規加入者の約9割がホワイトプランを選んでいるという。他社と比べて遅れていた2Gから3Gへの移行も急速に進んでおり、2007年1月末時点での3G比率は42.1%と、2006年9月末と比べて12.3ポイント向上した。

PhotoPhoto 2007年1月は16万4000契約の純増を記録し、純増シェアは過去最高の43%に達した。純増数自体も順調に伸びている
PhotoPhoto ユーザーの2Gから3Gへの移行も急速に進んでおり、1月末時点で3G比率は42.1%まで向上

 こういった好調さの背景にあるのが、孫氏が掲げた「4つのコミットメント」の進展だ。4つのコミットメントとは、ソフトバンクがボーダフォン日本法人を買収した際に発表した「端末」「営業体制・ブランド」「3Gネットワーク」そして「コンテンツ」を強化する戦略で、時間とともに着実に進んでいる。

端末の顧客満足度が急上昇

 ソフトバンクモバイルの端末は、3G端末のラインアップが充実してきており、「もはや他社にも引けを取らない」と孫氏。独自に実施した端末の満足度に関するユーザーにアンケート調査によると、デザイン、機能、使いやすさ、大きさすべての項目で評価が急激に上昇しているという(1月25日の記事参照)

 また、特にソフトバンクモバイルが注力する「ワンセグ」については、初代アクオスケータイ「905SH」が、2006年6月の発売以来5カ月連続でワンセグ端末の販売台数ナンバーワンの座を獲得。続くアクオスケータイ2nd model「911SH」も、2006年12月から2カ月連続でワンセグ端末のナンバーワン機種となり、「ソフトバンクのワンセグは7カ月連続でナンバーワン」(孫氏)。3月中旬以降には、より薄く、よりきれいで高機能な東芝製のスライド型ワンセグ端末「911T」も投入することで、ワンセグナンバーワンのポジションを維持し続ける計画だ。

 他社に先んじてラインアップを拡充する「スリム」端末についても「ソフトバンクがナンバーワン」(孫氏)と話し、2006年秋冬モデルにラインアップした「XS 707SC」や今春発売予定のW-CDMA世界最薄端末「708SC」など、薄型の端末を多数ラインアップしていることをアピールした。

PhotoPhotoPhoto 顧客の端末に対する満足度も、2006年秋冬モデルでは大幅に高まった。これからも「ワンセグ」「スリム」には特に注力していくという

 品ぞろえも「他社の春モデルを上回る数、圧倒するカラー数」(孫氏)を用意したことで、ボーダフォン時代のような、他社と比べて見劣りするようなこともなくなったと胸を張った。特に量販店対策を重点的に行い、「売り場を見ても閑散としていて品ぞろえが少ない、売り場が暗い、売るものが少ない、という状況を一新させた」(孫氏)という。

PhotoPhoto 端末ラインアップは他社を上回る機種数をそろえ、色数はドコモとauの2倍弱に増えている
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