“ほぼ全部入り”スペックの「W52T」、その実力は?(後編):「W52T」レビュー(1/4 ページ)

» 2007年02月14日 00時27分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

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 東芝製の“ほぼ全部入り”端末、「W52T」の大きな特徴は、3インチWVGAディスプレイやワンセグ&デジタルラジオなどの多彩なメディア機能が挙げられるが、Bluetooth対応ということも大きなポイントだ。

 auの個人向け端末において、Bluetoothに対応する機種は2007年2月現在、東芝製のみだ(編注:法人向けにカシオ計算機製「E03CA」があるため、一部表現を修正しました)。そのため、auでBluetoothを利用したいユーザーには重要な機能となるだろう。今回は、それに関連したAV機能やタスク切り替え機能なども一緒にチェックしていく。

photophoto ワイドVGA表示対応の3インチワイドディスプレイとスライドボディを採用した東芝製のWIN端末「W52T」(パープル)。発売は2月16日から順次(16日:北陸エリア、17日:北海道、関東、関西、中国、四国、沖縄エリア、22日:中部、九州エリア、24日:東北エリア)

ワンセグ視聴も対応、より実用性を増したBluetooth機能

photo W44Tに付属するBluetoothレシーバーと組み合わせて使える「W52T」。このBluetoothレシーバーはオプションとしてauショップなどで単体販売される予定

 W52TがサポートするBluetoothプロファイルは、ハンズフリー機器用の「HFP」、オーディオ再生とリモートコントロールの「A2DP」「AVRCP」、ワイヤレスモデムとして機能するための「DUN」、Bluetooth機器間でのデータ交換を可能にする「OPP」「BIP」となる。基本的には先代の「W44T」とほぼ同じ機能をサポートする。ただし、W44Tには標準で付属していたBluetoothレシーバー「receiver 01」は別売りのオプション品(型番:01TSQRA)となった(auショップなどで単体販売される予定。価格は税込み6825円)。

 Bluetooth対応のハンズフリー機器は「HFP」をサポートする多くのサードパーティ製機器が利用できるが、ワンセグや音楽などのオーディオ再生は「A2DP」に加え、著作権保護機能である「SCMS-T」対応の製品を使う必要がある。基本的にはオプション品として用意される「receiver 01」を用いると間違いない。そのため今回は、W44Tに付属していた同レシーバーを使用して検証した。


photophoto サポートするプロファイルはW44Tと同じ。Bleutooth対応のハンズフリー機器は市販の「HFP」対応製品が概ね利用できる。例えば車用としてハンズフリー機能のみを使用するなら、カー用品店などで販売されるHFP対応のBluetooth機器で大丈夫だろう。筆者が普段利用するプラントロニクス「Discovery 640」も問題なく利用でき、通話中、[EZ]キーでの本体通話との切り替えも問題なく機能した。なお同社サイトで対応Bluetooth機器の一覧も公開されている

 音楽系の機能は、音楽再生ツール「au Music Player」やアナログFMラジオチューナー「EZ・FM」に加え、統合メディア再生ツール「au Media Tuner」でのワンセグ、au Music PlayerでのLISMO ビデオクリップのワイヤレス音声再生に対応する。

 その反面、ワンセグの録画番組は残念ながらワイヤレス音声出力に対応しない。著作権保護の都合かどうかは不明だが、この点は非常に残念だ。

 使い勝手の面でW44Tから変更されたのは、音声出力の設定項目が、Bluetoothメニュー内に「ワイヤレス機器選択」として新たに用意されたことだ。au Media Tunerにも音声出力先設定として「スピーカー」「イヤホン」「オート」(イヤフォン接続に連動)が選択できるが、この設定により、Bluetoothメニューから行う設定の方が優先される。

 また、スピーカー再生との切り替えを配慮し、待受画面→[下]キーで表示されるユーザーメニューにも「ワイヤレス機器選択」へのショートカットが用意され、待受から「↓」「←」「決定」の3ステップで呼び出せる。

photophoto Bluetoothオーディオ機器の利用は、「ワイヤレス機器選択」で設定しておく。こちらはユーザーメニューからも呼び出せる
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