写真で解説する「らくらくホン ベーシック」(1/2 ページ)

» 2007年03月06日 21時39分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo やや使用し、滑らかに角が落ちた石けんをイメージさせ、“やさしさ”を与えるデザインを採用する「らくらくホン ベーシック」。ボディカラーは左から、ホワイト、ブラック、ピンク、ゴールドの4色を用意する

 「あんしん/かんたん/おまかせ。ケータイに不慣れな人でも使えるように」──をコンセプトに、幅広いユーザーをターゲットにする簡単ケータイ“らくらくホンシリーズ”。現在、2003年秋に発売したムーバ(PDC)端末「らくらくホンIII(F672i)」、通話のみの利用に特化した「らくらくホン シンプル(D880SS)」、そして2006年9月に発売された富士通製の「FOMAらくらくホンIII」、計3種類で展開している。

 今回登場する「らくらくホン ベーシック(F883i)」は、この3機種のうち、らくらくホンIIIの後継という位置付けとして投入される。発売後3年半を経過した現在もニーズがあるというPDC端末のらくらくホンIIIから、FOMA端末への乗り換えを促進させたい考えと思われる。

 本機のテーマは「やさしさの基本形」の追求。ターゲットユーザーにとって煩雑かつ高価になってしまうと判断された機能(カメラやブザー機能)などを廃し、“1週間ほど使い、角が滑らかに落ちた”状態の石けんをイメージした、優しく手になじむデザインが特徴だ。


photophoto
photophoto やや使い込んで角が丸くなった“石けん”を連想させるフォルムが特徴。背面、裏面とも突起を含めた余計な部品が存在せず、プレーン&ベーシック イコール 使いやすさ/やさしさ/親しみやすさを感じさせる。64×64ピクセル/約1.2インチとなる正方形のサブ液晶を搭載。時計(デジタル/アナログ)や歩数計(万歩計)の表示などが行える(右側面の[音声読み上げキー]で順に切り替え可能)
photophoto 本体左側面は、ボリューム調整ボタン(+/−)と角形イヤフォン端子を装備する。骨伝導レシーバーマイク「Sound Leaf」も使用可能(左)。本体右側面は[音声読み上げ/ゆっくりボイス]ボタンを配置。中央になだらかな“くぼみ”が設けられている(右)
photophoto 本体底面に充電端子、上面右側にストラップホールがある。外側のボタン類は必要最低限とし、操作の迷いを生じさせない配慮がある
photophoto メインディスプレイはQVGA(240×320ピクセル)表示対応の2.4インチ半透過TFT液晶を採用。半透過型の液晶は、さまざまな外光環境でも常に高い視認性を実現するメリットがある。画面の下にらくらくホンシリーズでは必須となったワンタッチダイヤルボタンを3つ配置する。(左)。ダイヤルキーは大きく、“くっきり”見やすい文字列表記/配置する工夫を施した(右)
photophoto 0.5ミリ凸形状のボタンを採用し、“カコッ”としっかりしたクリック感がある(左)。家族や友人など、よくかける番号を登録しておけるワンタッチダイヤルボタンを忘れず搭載する。また、ヒンジ部のなだらかな造形も、使う人にやさしさを与えるためのデザイン要素の1つとなっている(右)

 なお、FOMAらくらくホンIIIに備わっていたカメラ機能や外部メモリスロット、「防犯ブザー+緊急時自動連絡」機能などは本機では省かれている。

 カメラの搭載/非搭載については多くの議論があったようだが、ニーズの多様化に対応し、セグメントの分別を同シリーズ内ではっきりさせるため、という考えで省略された。高機能な分、操作が煩雑になることを望まないユーザーも多く、やはり、携帯の基本機能となる、通話&メール&iモードに特化したらくらくホンIIIの正常進化形態と位置付けられるだろう。

 発売は、母の日(5月第2日曜日)・父の日(6月第3日曜日)商戦を見込んだ2007年4月上旬から中旬を予定。価格は新規契約時で1万円前半と、かなり安価な設定となるもようだ。

photophoto 左右中央の“くぼみ”も造形上の工夫の1つ。片手でも開けやすい(左)。バッテリーパックはFOMAらくらくホンIIIと同一の、3.7ボルト/770ミリアンペアアワータイプの「電池パック F09」が搭載されていた(右)
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