映像ケータイ「P903iX HIGH-SPEED」は、どこまで“遊べる”か(後編)(2/3 ページ)

» 2007年05月01日 10時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
photo 「PC動画」の一覧画面。ファイル名の決まりにはそれほど大きな制限はないようだ

 試した限り、WMVは映像と音声ともにビットレートの許容範囲はかなり広かった反面、動画サイズは320×240ピクセルが上限になっていた。ビットレートは、映像が1024Kbps VBRで音声が192Kbpsと、マニュアルに記述されている上限から映像で2倍、音声で3倍の値でも再生が可能だった。もちろんこれは映像の内容にもよるとも思われるが、いくつかのパターンで確認した限りでは動きが多い実写映像もアニメ映像も、特に難を感じることはなかった。

 なお動画サイズの上限はQVGAまでだが、それ以下であれば再生できるようだ。おおよそ16:9のワイドアスペクト比になる320×180ピクセルで作成した動画も、正しいアスペクト比を保ったまま問題なく再生できた。

 H.264は、ビットレートの幅を中心に確認。映像は768Kbpsまで再生でき、1024Kbpsでは再生できなかった(音声のみ再生)。なお、ビデオクリップ(10Mバイトiモーション)再生時は最大10Mバイトまでとなるが、自作した動画ならば容量1Gバイトほど、かつ再生時間で2時間を越えるデータも問題なく再生できた。

 本機におけるWMVファイルは「PC動画」という扱いとなり、保存先は、microSDの「¥PRIVATE¥DOCOMO¥MOVIE¥MVUD***」というディレクトリに「MOVIE***.WMV」(***は3桁の半角数字)のルールで保存することになっている(ただし、試した限りではファイル名は自由で構わないようだ)。保存先ディレクトリのルールさえ守ればいいので、PCからファイルを転送する際もそれほど難しくないだろう。

 一方、H.264動画は「iモーション」扱いになる。こちらは従来の3GPPでの自作動画などと同様に「¥SD_VIDEO¥PRL***¥」にファイル名「MOL***.MP4」というルールで保存する。

レジューム、しおり機能も搭載、使い勝手のよい動画再生機能

 では、自作動画を本機で再生してみよう。WMVもほかの動画ファイルも共通のプレーヤーを使用する。再生中はメニュー操作、あるいは[カメラ]キーで縦/横(フルスクリーン)表示の切り替えも可能だ。

 WMVは[左/右]キーで再生位置を移動でき、早送り再生も可能。H.264は[左/右]キーで早送り、巻き戻し再生が行え、早見再生(音声付き)、スロー再生もサポートする。操作方法が共通でない点はやや気になるが、動画プレーヤーとしての基本的な使い勝手は悪くない。

photophoto WMV再生時の画面。[メール]キーで早送り再生が可能。再生を一時停止して[iモード]キー押下で機能メニューが開き、早戻し再生やしおりの登録などができる
photophotophoto H.264再生時の画面。[メール]キーで音声付きの早見再生が行えるほか、一時停止後、コマ送り再生も行える。一時停止中の[iモード]キー押下で機能メニューが表示される。スロー再生やしおり登録の操作はここからできる

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