おサイフケータイ、“持っているけど使ってない”が5割超──MMD調べ

» 2007年05月25日 23時36分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は5月24日、「携帯コンテンツに関する利用動向調査part2」の結果を発表した。調査は5月11日から同14日まで、stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、マーベラスが運営する「マイプレ」など計12社、モバイル13サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は5822人。

 同調査によれば、ワンセグを「利用したことがある」人は22.4%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が5.5%、「持っている携帯電話が対応していない」が72.1%。ワンセグ対応機を持っている回答者は全体の約3割とまだ少ないが、そのうちワンセグを利用している人の割合は8割に上った。

 また、おサイフケータイに関しては、「利用したことがある」が13.0%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が52.0%、「持っている携帯電話が対応していない」が35.1%。おサイフケータイ対応機種を持っている回答者は約6割を占めているが、そのうち、おサイフケータイを利用している人は2割となっている。

 また、QRコード・ミュージックプレイヤー・デコメール・電子コミックに関しては、5割以上の回答者が利用したことがあると回答しており、これらが生活に浸透していることがうかがえる。

 また、ドコモの「2in1」のようなサービスを利用については、全体では「利用したい」が33.8%、「利用するつもりはない」が29.3%、「特に決めていない」が36.9%という結果になった。

 この1カ月で利用・アクセスしたサービスは、男性では「天気予報」が56.4%で最多。次いで「検索サイト」が52.5%、「アプリゲーム」が51.8%と並んだ。また、女性では、「検索サイト」が55.3%と最も多く、以下「天気予報」が54.9%、「着うた」が54.6%という順番だった。

 男性では、30代以下で「アプリゲーム」が上位。また10代では「掲示板」が56.1%、40代以上では「交通情報・乗り換え案内」が46.4%と、他の年代と比較して最も多い。女性では、20代後半から「占い」が上位となり、10代では「着うた」と「着うたフル」が同時に上位5位内に入っている。

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