写真で解説する「F904i」の進化点(2/2 ページ)

» 2007年05月30日 20時06分 公開
[後藤祥子,ITmedia]
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Photo ワンセグを見ながら着信したメールの返事を書ける(左)。端末は机に置いたときに見やすい120度の角度で固定できる(右)

Photo 縦画面では、予定表の下に当日の予定が最大3件まで表示される。横画面時は従来通りの表示になる

Photo メール入力時の変換候補表示エリアが大きくなった(左、中)。メール閲覧時に横画面にすると、若干横幅が広くなる(右)

Photo 縦画面だと一部しか見えないビジネス資料も(左)横画面にすると、右側の棒グラフまで見えるようになる(右)

Photo GPSも、1画面当たりの情報表示量が多いワイドディスプレイで利便性が向上する。表示された地図の左右を見たい場合はディスプレイ部を傾ければいい

セキュリティ、簡易ライト、日本語入力──その他の進化ポイント

 F904iではほかにも、細かい点で機能の向上が図られている。その1つにプライバシーモードの進化が挙げられる。

 従来端末のプライバシーモードでは、例えば“Aさんからのメールを隠したい”と思った場合、“隠すメール専用”の受信フォルダを作成し、そこにAさんからのメールを振り分け、そのフォルダをプライバシー設定で隠すという手順が必要だった。これがF904iでは、電話帳から“Aさんをプライバシーモードに設定”することが可能になった。このように任意の相手をプライバシーモードに設定すると、その相手からの電話やメール、着信履歴、発信履歴などが表示されなくなる。

 ただ、その相手から連絡があったときには、何らかの形で把握する手段が必要になる。F904iでは、待受画面のバッテリーアイコンを変化させることで、着信があったことが分かるようにした。

Photo 左が通常の待受画面。右がプライバシーモードに設定した相手からメールが届いたときの待受画面。よく見ると違いが分かる

 もう1つは、携帯電話のちょっとした便利機能としてニーズの高い「簡易ライト」機能を、サイドキーの操作で呼び出せるようにした点だ。側面の[プッシュトーク]キーを押すとサブディスプレイにメニューが表示され、側面の上下キーで「簡易ライト」を選んで[ミュージック]キーを押すと、背面のライトが点灯する。

 側面の上キーと下キーには「ICカードロック設定/解除」「iモード問い合わせ」「マナーモード設定/解除」「簡易ライト」の中から任意の機能を割り当てることも可能だ。

 日本語入力は、「あした」と入力すると予測候補に翌日の月日が表示されるようになるなど細かい改善が図られた。

Photo サイドキーを使って各種機能を呼び出すことが可能。側面の上下キー長押しに簡易ライトやiモード問い合わせを割り当てることも

Photo 日本語入力機能も少し進化。「あした」と入力すると予測候補に月日が表示される。また、文中に絵文字を入れて確定すると、次から絵文字が候補として表示される

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