モバイルゲーム内に仮想店舗を出店──デクスターがデジタルコンテンツの支援事業

» 2007年06月12日 23時27分 公開
[ITmedia]

 デクスターはこのほど、同社が運営するモバイルアドバゲーミング媒体「PromisedLand」のデジタルコンテンツ販売プロモーション支援事業を開始した。

 PromisedLandは、2006年8月にオープンした無料で遊べる携帯電話用オンラインRPGサイトで、2007年5月末現在、約15万人のユーザーがいる。同社はPromisedLandを通じた広告事業モデルの構築にも取り組んでおり、ゲーム起動時のバナー掲載、ゲーム内イベントのネーミングライツ、メールマガジン広告のほか、「ゲームシナリオ内に商品広告を織り交ぜる」といった広告手法を開発してきた。

 今回提供を開始する販売プロモーション支援事業は、デジタルコンテンツを販売するショップ、サイトのゲーム内への出店をプロデュースするもの。PromisedLandのゲーム世界に仮想ショップを開設し、オリジナルキャラクターを店長とし、ユーザーに話題の商品をすすめたり、PromisedLandキャラクターがサイトの詳細説明を行うなど、ユーザーの興味を喚起する仕組みを提供する。

 第1弾として、アクセルマークが運営する着うたサイト「ベストヒットJ-POP」およびワーズギアが運営する電子書籍販売サイト「最強☆読書生活」の仮想ショップがゲーム内にオープンした。

 デクスターは今後も、同ゲームのユーザー人口の拡大を目指すと共に、さらに有効な広告手法と販売支援企画を開発し、広告配信・仮想ショップの増加を目指すという。

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