モバイルを中心にSNSの市場規模が急拡大──インターネットメディア総合研究所調べ

» 2007年07月26日 18時20分 公開
[ITmedia]

 インターネットメディア総合研究所は7月25日、gooリサーチの協力を得て実施した国内のSNSに対するヒアリング調査とユーザーの利用動向に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査は「mixi」「モバゲータウン」など、15のSNSにヒアリング調査を行ったもので、その結果、日本における2007年3月期のSNSの市場規模は、約90億円と推計された。2006年3月期は12億円と推定されることから、対前年度比で7.5倍に拡大していることになる。また、SNS市場は拡大の勢いに衰えが見えないため、2008年3月期の市場規模は、200億円を突破するものと予想される。

 また、ユーザーに対する利用動向調査によれば、ユーザーは信頼性や安心感などで満足できれば、SNSが招待制か自主登録制にはこだわらない傾向がうかがえるという。

 同調査の結果は、「SNSビジネス調査報告書2007」として発売された。報告書はSNSの市場規模やユーザー数のほか、代表的なSNSのビジネスモデルや機能などの比較、ユーザーの利用動向調査の結果も網羅する。価格は書籍およびプリントアウト可能なPDF版がそれぞれ5万円、プリントアウト不可のPDF版が2万5000円。また、100名がオンラインで共同閲覧が可能なサイトライセンスは、利用期限1年で5万円、利用期限なしで10万円。サイトライセンスはWindowsのみに対応する。

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