そのほか注目なのが、フロム・ソフトウェアからこの冬登場予定の3D戦闘メカアクション「アーマード・コア モバイル4」。こちらも次世代チップ搭載の開発端末で動くアプリで、家庭用機なみの3D描画をうたっている。ミッション制のゲームシステムを採用し、ステージクリアごとの報酬でアーマード・コア(AC)をカスタマイズできる。フィールドは起伏に富み、霧や雪といったさまざまな気象条件が発生するのが特徴だ。
KDDIブースにある特設ステージでは、トークセッションやゲーム大会などのイベントが予定されている。開幕した9月20日にはアッキーナこと南明奈さんが登場し、吉本若手軍団とのメタルギア対決や、メタルギアシリーズの生みの親、コナミデジタルエンタテインメントの小島秀夫監督とのトークセッションが行われた。
メタルギアシリーズの大ファンだという南明奈さんは、作品を意識したミリタリーファッションで登場。早速、METAL GEAR SOLID MOBILEをプレイして、「プレステのメタルギアと変わらない画面がすごい」と絶賛していた。そこへ、トータルテンボスさん、大西ライオンさん、イシバシハザマさんの吉本若手軍団がステージに“乱入”。「負けたらメアド交換」という一方的な条件でメタルギア対決をする運びとなり、見事トータルテンボス大村さんが最後まで勝ち残り、南明奈さんのメアドをゲットしていた。
第2部では小島秀夫監督が登場し、今年で20年になるメタルギアシリーズについて振り返った。1987年にMSX2向けとしてリリースされたメタルギアは、「描画能力に制限が多かった当時のマシンでも楽しめるよう、敵キャラが少なくて済む“逃げる”ゲームとして考えた」(小島監督)という。1989年生まれの南明奈さんは、「メタルギアのほうが2歳年上。でも、身を隠してステージを進むというゲームは今でも新しい」と、その魅力を語っていた。
最後に南さんが「メタルギアの女性版はでないんですか?」と、自身のミリタリーファッションを“武器”に小島監督に質問すると、「じゃあ出てもらいましょう。若いスタッフじゃなくて、若いファンの為にも」と回答。特にこの冬発売予定の「メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」(PS3)は「オッサンとジジィばっかりのゲーム」(小島監督)なので、いつになるかは分からないとしながらも、女性が活躍するメタルギアを検討したいとコメントした。
9月22日、23日の一般公開日には、「『対戦ボンバーマン24+』ゲーム大会」や「よしもと ケータイゲーム大喜利&忠臣蔵 Online ケータイゲームバトル」「『オンラインバトルーミリオンヴァーサス』ゲーム大会」などのイベントが予定されている。
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