カメラ機能をまとめてチェック──「905iシリーズ」:使い勝手と撮影機能編荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)

» 2007年12月25日 15時15分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作成画像は縦向きか横向きか──BlogやSNSなどで使うとも考えると

 カメラを起動したら次は撮影するわけだが、その前にどの画像サイズでどう撮るかも大事だ。とりあえずここでは、最高画質で撮ると仮定して考えてみよう。

 まずは、VGA(640×480ピクセル)以上の画像サイズの時に写真は縦向きか横向きなのか。

 ケータイ単体で見たり、プリントする時には大きく気にすることはないのだが、撮った写真をPCで見る時、あるいはブログやSNSに投稿して公開するなど時には、写真の向きが大事になる。たまに、90度傾いた写真をブログなどに上げている人をたまに見かけるから、気になってしまうのだ。もちろんPCを使う人であれば画像編集ソフトなどで回転すればよいだけではあるが、それはそれで手間である。

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photophotophoto 左からF905i、P905i、D905iの画像サイズ設定。P905iは画面の右に「↑TOP」と書かれたアイコンが表示され、画像の向きがどちらかを示す。例えば1920×1080(2Mワイド)設定時は横向きになる

 機種別に調べると、実にバラバラだ。

 回転2軸モデルのうち、N905iとSH905iは撮影時のスタイルで縦横が変わる。つまり、縦に構える“ケータイスタイル”で撮るときは縦位置、横に構える“デジカメスタイル”で撮るときは横位置で記録されるのだ。実際には、画像に撮影方向のタグが書き込まれる仕組みだ。

 そして、D905iとP905iは縦向き。F905iとSO905iは横向き。SO905iはVGAサイズ以上で撮るときはデジカメスタイルで、という考えだろう。

photo 今回の6機種で唯一、ディスプレイ側にカメラを備えるのが特徴。カメラがディスプレイ面と平行となり、かつディスプレイに近いので、感覚的にとても撮りやすい

 この中で最もおもしろいのがF905i。この端末は撮像素子が横向きに入っているのだ(ほかの機種は、縦向きに入っている。ちなみに前機種の「F904i」(カメラレビュー参照)は縦向きだったので、刷新された。うれしいことである)。そのため、縦向きのケータイスタイルで撮っても横長の画像がそのまま撮れる。ただ、壁紙サイズなどの小さいサイズで撮るときは、横長の撮像素子の両側をカットした縦長画像として作成され、その分画角が狭くなる(少し望遠気味になる)ので注意したい。

 では、早速撮影してみよう。

 どの端末もAFロック機能を備えるので、メインの被写体を中央に置いてピントを合わせ、構図とタイミングを合わせて撮影する、というのが基本だ。

 N905i以外のデジカメスタイルで撮る機種は、側面のカメラキーが半押しによるAFロックに対応する。N905iはデジカメスタイル時もAFロックキーがあるので、左手でピントを合わせてから右手でシャッターを切るという使い方となる。

 一方、ケータイスタイルで撮影するときは、決定キーを押すと“AFが働き、合焦後にシャッターを切る”という動作になるが、SH905iは決定キーを押すと同時に、ピントを合わせないでそのまま撮ってしまう。AFが不要なシーン(被写体が数メートル以上離れてるとき)はいいが、近距離の時はピンボケしてしまう可能性があるので注意したい。

 AFにかかる時間はどの端末もあまり変わらない。だいたい1.5秒前後と思っていい。

 撮影時に気になるポイントの1つに、液晶ディスプレイのクオリティも挙げられる。今回の905iシリーズは、どの機種もフルワイドVGA解像度の液晶パネルを採用し、ワンセグなど映像機能も売りにしているので、どれもひと昔前のものよりきれいだが、6機種で見比べると、D905iのディスプレイが屋外ですこし見にくかった(ディスプレイの明るさを高めに設定することでいくらか改善される)。

 もう1つ、SH905iはディスプレイ自体のスペックがいい(1677万7216色表示対応)のに、並べて見比べると撮影時のファインダー画像が少し粗い。写りそのものには無関係だが、撮っていて楽しいかどうかも重要と考えるので、よいことではあるまい。

photophotophoto 左:SH905iのファインダー画像。中・右がN905i、P905iのファインダー画像。SH905iのファインダー画像が少し粗くて見栄えがイマイチ。撮影した絵はまったくそんなことないので、逆に残念

 というわけで、肝心の作例は、次回にどかっと載せます。

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