都内量販店の店頭に、au春モデル5機種の予価が表示された。KDDIでは、端末購入時の初期費用を安くするフルサポートコースと、月々の料金を安くするシンプルコースの2通りから選べるau買い方セレクトを提供しているが、店頭にはKDDIが推進するフルサポートコースの予価のみが掲示されている。
店頭表示によると、発売が遅れていたKCP+対応の3機種「W54S」「W56T」「W54SA」のフルサポート価格は新規契約、機種変更ともに1万5750円。500万画素カメラ搭載の防水ケータイ「W61CA」のフルサポート価格は1万8900円、背面に彫刻風イルミをあしらった「W61K」のフルサポート価格は6300円となっている。
W54S | W56T | W61CA | W54SA(予価) | W61K(予価) | |
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フルサポート | 1万5750円 | 1万5750円 | 1万8900円 | 1万5750円 | 6300円 |
シンプル | 3万6750円 | 3万6750円 | 3万9900円 | 3万6750円 | 2万7300円 |
早い時期から端末価格を表示する背景には、新たな販売方式の導入で生じた“端末価格が高くなった”という誤解を解く意味もありそうだ。KDDIの小野寺社長は会見で「au買い方セレクトで、端末価格が高くなると誤解された面もある」と話しており、魅力的な春モデルの投入でユーザーの来店を促すとともに、新たな販売方式の周知を図りたいとしていた。
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