電気通信事業者協会(TCA)と携帯・PHS事業各社は4月23日、フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)の利用状況を公表。半年間で約1.6倍の約340万件に達した。
フィルタリングサービスは、未成年者に悪影響を与える恐れのある有害サイトへのアクセスを制限するサービス。未成年者は原則加入とし、親権者が不要と申告しない限り自動的に設定される。携帯事業者らの啓蒙活動に加え、原則加入としたことにより契約数は342万6000件(2008年3月末時点 携帯・PHS累計契約数の約3.2%)に達し、2007年9月末時点の契約数(約210万)の約1.6倍に増加した。
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