KDDIが5月1日、最新プラットフォーム「KCP+」を採用した第1世代の端末、「W56T」(東芝製)、「W54S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)、「W54SA」(京セラ製)のケータイアップデートを発表した。2007年秋冬モデルとして発表された初代KCP+搭載機のケータイアップデートはこれで5回目。
今回のアップデートで修正される不具合は、3機種に共通のものが3つと、W56TとW54Sが該当するものが1つ、W54SAのみに該当するものが2つの計6つの事象。
なお、4番目の事象に関しては、発生した場合auショップで預かり修理になる。また1番目の事象が発生した場合でも、連携機能以外はチャクウタフルとして正常に利用できる。ダウンロードが中断された際に、ダウンロードの再開ではなく、新規にダウンロードしなおせば問題は発生しないという。そのほかの事象はデータの消失や破損につながることはない。
ケータイアップデートの所要時間はW56TとW54Sが最長15分、W54SAが最長60分。過去のケータイアップデートを実施していない場合でも、今回のアップデートを適用すれば既知の事象はほぼ解消される。唯一、2月8日に発表されたW54SAのプリセットアプリケーションの一部が利用できない不具合は、アップデートでは解消されないので個別に相談する必要がある。
この3機種は、2月13日、2月27日、3月11日、3月27日の計4回ケータイアップデートを実施しており、さまざまな不具合を解消しているが、まだ安定しているとは言えない状況だ。
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