KDDIは2月13日、KCP+端末としてリリースされた「W54S」「W54SA」「W56T」に不具合があると発表した。無線経由のソフトウェア更新で対応するとし、同日から改修済みソフトの配信を開始した。
3端末に共通で起こる事象は(1)EZ FeliCaアプリについて、ダウンロード直後の起動や一発起動設定後の起動、Webやメールと連携した起動が行えない場合がある(2)PCサイトビューアー利用時に、テキストボックスに入力した文字列が反映されない場合がある という2点。
W54SとW56Tで起こる事象は(1)Cメールを1000件受信するか1000件送信すると、電源のリセットを繰り返す (2)圏外から圏内に移動するとEZwebに接続できなくなる (3)字入力時に単語登録や絵文字パレットを開くと電源がリセットする場合がある という3点。(1)の事象が起こった場合はソフトウェアアップデートで対応できないことから、預かり修理になる。
W54SAで起こる事象は、メール本文をスムースタッチで入力した場合やmicroSDデータフォルダでサムネイル表示中にサブメニューキーを押した場合などに、電源がリセットされたりキー操作を受け付けない状態になるというものだ。なおW54SAについては、2月8日に発表された不具合は今回のソフト更新では解消されないため、プリセットアプリの不具合がある場合には預かり修理になる。
KDDIでは当該ユーザーにソフトウェアアップデートにかかる時間はW54SとW56Tが最大10分、W54SAが最大25分。ソフトウェアの更新はユーザーが手動で行えるほか、自動更新設定をオンにしている場合は、「auからのお知らせ」を受信したあとに深夜から早朝にかけて自動でソフトが更新される。
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