auのKCP+端末「W54S」「W54SA」「W56T」に不具合――ソフト更新で対応

» 2008年02月13日 19時49分 公開
[ITmedia]

 KDDIは2月13日、KCP+端末としてリリースされた「W54S」「W54SA」「W56T」に不具合があると発表した。無線経由のソフトウェア更新で対応するとし、同日から改修済みソフトの配信を開始した。

Photo 不具合があることが分かった「W54SA」(左)「W56T」(中)「W54S」(右)

 3端末に共通で起こる事象は(1)EZ FeliCaアプリについて、ダウンロード直後の起動や一発起動設定後の起動、Webやメールと連携した起動が行えない場合がある(2)PCサイトビューアー利用時に、テキストボックスに入力した文字列が反映されない場合がある という2点。

 W54SとW56Tで起こる事象は(1)Cメールを1000件受信するか1000件送信すると、電源のリセットを繰り返す (2)圏外から圏内に移動するとEZwebに接続できなくなる (3)字入力時に単語登録や絵文字パレットを開くと電源がリセットする場合がある という3点。(1)の事象が起こった場合はソフトウェアアップデートで対応できないことから、預かり修理になる。

 W54SAで起こる事象は、メール本文をスムースタッチで入力した場合やmicroSDデータフォルダでサムネイル表示中にサブメニューキーを押した場合などに、電源がリセットされたりキー操作を受け付けない状態になるというものだ。なおW54SAについては、2月8日に発表された不具合は今回のソフト更新では解消されないため、プリセットアプリの不具合がある場合には預かり修理になる。

 KDDIでは当該ユーザーにソフトウェアアップデートにかかる時間はW54SとW56Tが最大10分、W54SAが最大25分。ソフトウェアの更新はユーザーが手動で行えるほか、自動更新設定をオンにしている場合は、「auからのお知らせ」を受信したあとに深夜から早朝にかけて自動でソフトが更新される。

関連キーワード

W54SA | 不具合 | W56T | KDDI | au | KCP+ | W54S


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年07月27日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. 「ハンディファン」「ネッククーラー」の選び方とやってはいけないこと 炎天下での利用は要注意 (2024年07月23日)
  3. IIJ×OPPO、Xiaomi、モトローラが語るスマホ戦術 おサイフケータイは「永遠の悩み」、IIJmioは「モバイル業界の宝石箱」 (2024年07月26日)
  4. 貼らない保護フィルムケース「スマハラ」、iPhone 15シリーズ向けに発売 丸洗いもOK (2024年07月26日)
  5. スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は? (2024年07月26日)
  6. 約2万円の折りたたみケータイ「Orbic JOURNEY Pro 4G」を試す シンプルで使いやすいがローカライズに課題も (2024年07月27日)
  7. OPPOがFindシリーズを2024年内に国内発売へ 競合メーカー担当者の前でサプライズ告知 (2024年07月26日)
  8. 外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法 (2024年07月25日)
  9. KDDIは通信障害をどのように検知してインフラを守っているのか ネットワークセンターに潜入 (2024年07月24日)
  10. 中国の“音楽特化スマホ”「MOONDROP MIAD01」を試す 重厚なサウンドに驚き、作り手のエゴを存分に感じた (2024年07月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー