KDDIが3月11日、KCP+端末「W56T」「W54S」「W54SA」の3回目のケータイアップデートを公開した。
「W56T」(左)、「W54S」(中)、「W54SA」(右)
今回のアップデートでは、W56T、W54SとW54SAの1〜5の事象と、W54SAの6〜7の事象が修正される。
- EZwebを利用中(PC向けのサイトなど特定サイトを閲覧中や、サイト閲覧中に「戻る」の操作を行った場合など)に、電源のリセットやキー操作を受け付けない状態になる場合がある(W56T/W54S/W54SA)
- EZwebでサイトからコンテンツのダウンロードができず、ダウンロードエラーが表示される場合がある(W56T/W54S/W54SA)
- 「ture」「false」という文字列をEメールアドレスの先頭に設定すると、Eメールの送信ができなくなる(W56T/W54S/W54SA)
- EZwebの「auお客様サポート」内にある「通話料・通信料照会」と「ご請求金額照会」のページが正しく表示されない場合がある(W56T/W54S/W54SA)
- グループ編集で設定した着信音やバイブレータが設定画面で正しく鳴動しない場合がある(W56T/W54S/W54SA)
- カウントダウンタイマーやストップウォッチを電源/終話キーで終了した場合、節電状態に移行しない場合がある(W54SA)
- 番号付加設定で市外局番メモリに設定した市外局番を含む電話番号が、遠隔ロックの有効番号リストに登録できない場合がある(W54SA)
(1)の事象が発生した場合は、バッテリーパックの着脱で解消できる。(4)(6)の事象は、電源のオン/オフの操作で解消する。(3)の事象は、Eメールの受信は問題なく行える。またいずれの事象もデータの消失や損傷の恐れはない。
アップデートの所要時間は、W56TとW54Sが最大10分、W54SAは最大30分。なお2月13日と2月27日に公開されたケータイアップデートを実施していない場合でも、今回のアップデートを適用するとすべての事象が解消される。ただし2月8日に発表されたW54SAの不具合は、ケータイアップデートでは解消できないので、対応方法はKDDIから個別に連絡する。
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