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» 2008年05月19日 18時34分 公開

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:“Cyber-shot”ならではのおもしろさが詰まっている──「Cyber-shotケータイ W61S」 (6/7)

[荻窪圭,ITmedia]

使い勝手はSO905iCSとほぼ同じだが、一部異なる箇所も

 最後に使い勝手を総括してみよう。起動は[カメラ]キーで行う。起動時間はだいたい5秒くらい。もうすこし速いとうれしい。

 操作系は“Cyber-shot”をかなり踏襲する。ダイヤルキーの[アプリ]キーと[EZ]キーがそのままズームキーになる。これはCyber-shotのズームレバー位置と同じ。操作時に判別しやすいよう「W」と「T」マークが青く光る。十字キーも画像サイズ、マクロ、フラッシュ、セルフタイマーの設定をワンタッチで行えるCyber-shot風ショートカットになっている。

photophoto 右からシャッターキー、カメラキー、再生キー。シャッターキーはカメラを起動すると青くリングが光る。その隣にある上下キーで露出補正が行え、手前にマナーキーでインカメラとアウトカメラが切り替わる(左)。記録メディアはmicroSDだ(右)
photophoto 撮影時の画面。カメラ時はズームキーの位置がわかりやすいよう「W」と「T」が青く光る。AFは画面上に見えている5点から自動的にAFポイントを合わせてくれる5点測距だ(左)メニューキーを押すと画面一番左のアイコン群がそのままグラフィカルメニューになる。これは撮影モード選択の画面。左から通常撮影、スマイルシャッター、BestPic、高感度(画像サイズが小さくなる)、デコフォトとなる(右)

 撮影画面は左端に撮影情報アイコンが縦に並ぶデザイン。それぞれがグラフィカルメニューになっており、メニューキーを押すと設定内容を変更できる。

 グラフィカルメニューにない項目は「設定」メニューか、ショートカットキーで設定する。ホワイトバランスや手ブレ補正の項目はメニューを使うより、ダイヤルキーのショートカットキーを使う方法も便利だ。

photophoto シャッターキーを半押しすると、このようにピントのあった位置が緑色になる(左)。ダイヤルキーにさまざまな機能のショートカットも割り当てられている。これを覚えておくと、メニューを介さずにダイレクトに機能を設定できて便利(右)
photophoto グラフィカルメニューの一番下にある設定を選ぶと3つのタブに分かれた設定画面になる。ここで細かい設定が可能だ。手ブレ補正の設定などはダイヤルキーのショートカットを使うのも便利

 撮影モードはSO905iCSとほぼ同じのようだが、パノラマ撮影機能がなかった(「SO905iSC」のカメラレビュー参照)。これは残念だ。

 一方、便利になったのは露出補正。Cyber-shotケータイ W61Sはサイドキーに露出補正の機能が割り当てられ、キー操作で明るさを調整できるようになった(SO905iCSはジョグ操作で行える)。同じく側面に備えるシャッターキーは周囲が青く光って認識しやすく、クリック感も上々で操作しやすい。

※編集部注:SO905iCSの露出補正方法に関する表記に誤りがありました。ご指摘していただいた読者の方、誠にありがとうございます。ここに修正いたします

photo 保存時の画面。1枚の写真をmicroSDと本体内蔵メモリの両方に記録する分、ちょっと遅い。といっても、少し前のメガピクセルケータイに比べれば十分に速いのだが、本端末はどうしても本職のデジカメが比較対象になってしまう

 5MサイズのFine設定でmicroSDへ記録する場合の時間は、ミニフォト機能を併用して約5秒少々、使わないと約3秒ほど。SO905iCSよりはこころもち速いが、もう少し速いほうがうれしいな、という感じ。

 ミニフォトは、microSDにフルサイズの写真を記録すると同時に、内蔵メモリへVGAサイズの縮小版も一緒に書き込んでくれる機能だ。microSDを抜いても内蔵メモリはミニフォトが残っているので古い写真も見返せるし、写真をブログに上げるときなどは縮小されたミニフォトをそのまま使えるのですごく便利だ。撮影に少し時間がかかってもこの機能は大いに使いたいと思える(ただし、見られたらヤバい写真を撮る人は気をつけてください。microSDの中身を消しても抜いても、本体に残っている……ということになります 笑)。

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