続いてあずまやの作例を。
SO905iCSは撮影した季節が違うので絵の傾向がやや違うものの、こうしてみるとCyber-shotケータイ W61Sの写りはかなり優秀である。DSC-T200とよく比べると、確かにディテールの描写力や四隅の描写など気になる点も多々あるが、まあこれだけ小さく作ったのだから仕方がない面もある。
続いて青空。この季節の空はあまり鮮やかでないのだが、まぁこんな感じだ。
W61Sのレンズは35-105mm相当の光学3倍ズームレンズで、F2.8-5.4。屈曲光学系ズームなのでレンズは本体から飛び出ない。
デジタルズームはとりあえず参考まで。ともあれ、光学ズームの範囲でこれだけ大きくきれいに撮れる。
ついでにもう1つ望遠。
この作例にはGPS情報を埋め込んでみた。このように、写真にGPSによる位置情報を簡単に埋め込めるのもCyber-shotケータイ W61Sを楽しく使える機能の1つだ。ジオタグ対応ソフトを持っている人は実サイズの作例から撮影場所をチェックしてみてほしい。Cyber-shotケータイ W61SやCyber-shotに付属するソフトを使ってもいいし、最近はジオタグに対応した写真共有サイト(GoogleのPicasaウェブアルバムなど)も増えており、そういうところにアップロードすると自動的に撮影場所の地図とリンクしてくれる。
さて、望遠は近くのものを大きく撮るときにもいい。背景もそれなりにぼけてくれる。
なお、Cyber-shotケータイ W61Sは「1.1倍」相当のズーム位置でカメラが起動する。広角端で撮りたいときは、ワイド側のズームキーを1回押すこと。
さらに縦横検知機能も備える。これはとてもありがたい。
本体を縦にして撮るときちんと縦位置で記録される(画像自体は横向きだが、Exif対応画像ビューワで見ると縦位置で表示される)。
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