写真で解説する「N706ie」

» 2008年05月29日 22時05分 公開
[房野麻子,ITmedia]

 NEC製の「N706ie」は、“誰にでも使いやすいケータイ”をコンセプトにし、聞きやすさ、見やすさ、使いやすさといった携帯電話の基本性能を追求した「ie」シリーズ端末。片手でも開けやすいワンタッチオープン機構や、騒がしい場所で受話音量を自動調整する「ハイパークリアボイス」機能など、使いやすさに配慮した多彩な機能を搭載している。カラーバリエーションは、Truffle Brawn、Chianti Red、Shell Whiteの3色をラインアップした。

photophoto NEC製の「N706ie」。カラーバリエーションは、Truffle Brawn、Chianti Red、Shell Whiteの3色

 対応しているサービスや機能は「N706i」とほぼ同様で、約200万画素のCMOSカメラやワンセグを搭載。N706ieの特徴として、片手でも開けやすいワンタッチオープン機構や、テレビ電話用に有効33万画素の内側カメラ、歩数計などの搭載が挙げられる。連続待受時間は約650時間と、706iシリーズではトップクラスのスタミナ。メインディスプレイは3インチのフルワイドQVGA(240×432ピクセル)表示対応のTFT液晶で、画面内のピクトやソフトキーアイコンのサイズを大きくし、視認性を高めた。なお、国際ローミングは3Gローミングのみに対応する。

photophoto 端末の左右側面。ワンタッチオープンボタンがヒンジ部左に搭載されている

photophoto ヒンジ部と先端。先端部の赤外線ポートは大きく、使いやすそうだ

photophoto 底面にカメラを搭載。背面には1.6インチの大きなモノクロディスプレイと、写真では見づらいがFeliCaチップを搭載している。サブディスプレイは常時点灯が可能で、白黒反転表示にも対応

photophoto ヒンジ部のボタンをワンプッシュすることで開くワンタッチオープン機構を採用。パナソニックモバイルの技術を使っているので、Pシリーズのワンプッシュオープンの感触とよく似ている。本体の開きやすさを求める声が多く、その要望に応えた形だ(写真=左)。

ダイヤルキーはシートキーだが、キーの大きさやクリック感にこだわった。凹凸がしっかりあるので、個々のキーの場所を指で認識できる。シートキーにしたのは、大容量バッテリーを搭載したことで出た厚みを抑えるためだという(写真=右)

 他の「N」シリーズと大きく異なるのがメニューだ。構造から練り直し、各種設定がメインメニューの「設定」からだけでなく、別のメニューからも直接できるようになっている。例えば、電話の設定をする場合に、従来はメインメニューの「設定」からしかできなかったのが、N706ieでは「電話」メニューに「電話設定・確認」があり、そこからも設定できる。

 また、快適な通話を可能とする機能として、受話音量を自動調整して騒がしい場所でも相手の声を聞き取りやすくする「ハイパークリアボイス」を内蔵した。

 さらに、便利機能として、ウォーキングカウンター(歩数計)を搭載している。3軸加速センサーを採用しているので測定精度が高く、バッグの中や胸ポケットの中でも正確に歩数を計測できるという。

photophoto メインメニューとその下の階層となる電話メニュー。従来、各種設定はメインメニューの「設定」でしかできなかったものが多かったが、さまざまなメニューにも「設定・確認」の項目を加えることで、どこからでも設定メニューにアクセスできるようにしている

photophoto 文字のサイズは全階層まで拡大表示に対応。ピクトエリアは広くとられ、電池マーク、電波マークなどのアイコンも大きく見やすい。また、「受信メールがありません」などのポップアップ表示も大きく見やすくしている。

photophoto ハイパークリアボイスの設定画面。効果を、弱/強/オフから好みに設定できる

photophoto ウォーキングカウンター(歩数計)は、自分の体重と歩幅を設定して、消費カロリーや歩行距離を知ることができる。歩数データは日、週間、月間でグラフ化でき、一目でどのくらい歩いたかを確認できるようになっている

photophoto 。歩数計がONになっていると、待受画面に人型のアイコンが表示される。歩数はサブディスプレイにも大きく表示され、確認しやすい

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年12月02日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. “コンパクトスマホ”は絶滅するのか? 変わりゆく「小型の定義」と「市場ニーズ」 (2024年05月26日)
  3. 日本発売が決まったOPPO「Find X8」と、海外で展開される上位モデル「Find X8 Pro」の違いは? (2024年12月01日)
  4. 「Xperia 10 III」の整備済製品が2万7000円→1万9800円に値下げ:Amazonブラックフライデー (2024年12月01日)
  5. ガジェットポーチに適した無印良品の「自由に組み合わせられる収納ケース」はどれ? モノを入れて検証してみた (2024年11月29日)
  6. ソニーの耳をふさがないイヤフォン「LinkBuds」、1万9500円→1万4740円に値下げ Amazon ブラックフライデーで (2024年12月01日)
  7. PayPayキャンペーンまとめ【12月1日最新版】 最大10万ポイント還元もある「超PayPay祭」12月2日に開始 (2024年12月01日)
  8. iOS18.1の新機能「クリーンアップ」を使ったら下北沢駅前から人が消えた 「顔にモザイク」機能も便利に使える (2024年11月29日)
  9. 携帯キャリアのポイ活プラン競争が激化 「auマネ活プラン+」の狙い、対抗策を打ち出したドコモの動きに注目 (2024年11月30日)
  10. ドコモ、SIMフリー「らくらくスマートフォン Lite MR01」を12月2日に発売 3万9600円 (2024年12月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー