レビュー
» 2008年06月01日 05時13分 公開

写真と動画で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」(ソフトウェア編) (2/3)

[岩城俊介,ITmedia]

 AQUOSケータイ SH906iTVの本命機能となるワンセグは、ドコモのシャープ製端末として初めてフレーム補間機能や「バーチャル5.1ch対応ドルビーモバイル」の搭載が興味を惹かれるところだ。ワンセグを含めた映像・静止画コンテンツは906iシリーズ最大の3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)ディスプレイで再生できる。液晶パネルに1677万色表示対応のNewモバイルASVを採用し、非常にきれいで精細な表示が期待できる。

 フレーム補間は15fps(毎秒15フレーム)のワンセグ番組を倍の30fpsにし、なめらかな動きの映像に補正する技術。実放送の前後フレームの映像内容を解析し、その中間のフレームをもう1つ独自に生成して挿入することで実現する。中間といっても単純な真ん中ではなく、映像の解析情報をもとに微調整がなされ、最適な中間フレームを生成するよう工夫されているという。フレーム補間は通常の番組も効果があるが、特に動きの激しいスポーツ映像──つまりオリンピック視聴などに適する機能としてアピールする。

 そして、映画コンテンツなどでよく知られるドルビーの音響技術も盛り込む。前モデルの「SH905iTV」にも採用した、音楽や映画、スポーツといった番組のジャンル別に切り替えられるモバイル機器向けのドルビーモバイルに加え、イヤフォン使用時に5.1chサラウンドで聞こえるようになる「バーチャル5.1ch対応ドルビーモバイル」を搭載した。

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photophoto 15fpsのワンセグ番組を30fpsにするフレーム補間(倍速表示)機能を搭載s。動きのある番組に特に有効で、なめらかな映像に補正してくれる(左)。画質モードを自動的に設定する機能や録画番組の30秒スキップ/10秒バック機能なども備える(右)
photophoto 放送中の番組一覧をチェックできる「チャンネルビュー」も搭載
photophoto 新たにBluetoothも搭載し、ワンセグ音声をワイヤレスで聴くことも可能。なお、HIDプロファイルにも対応するので、SH906iと同じようにBluetoothキーボードによる文字入力も行える(左)。ドルビーモバイルも搭載。有効にすると驚くほど音質が変わる
photophoto さらに、新たに「バーチャル5.1ch」機能も加わった。2chのイヤフォンで擬似的に5.1chサラウンドのような音場にしてくれる。効果のほどはコンテンツにもよるとは思うが、(より分かりやすく効果が出るものを用意したと思われる)発表会会場のデモ映像コンテンツではかなり驚くほど効果を実感できた。なお、平型イヤフォン端子を経由して接続した外部スピーカーでも有効になる。ゆくゆくは携帯でもマルチ音声チャンネルのコンテンツが配信され、HDMI端子などとともに実マルチチャンネル再生が行えるようになっていくのだろうか
photophoto ワンセグの“ながら見”も可能。[MULTI]キーを押すと、同時に起動できる項目が表示される
photophoto ワンセグとiモード/フルブラウザを同時に表示。横向き画面では左右に分割される。ディスプレイの解像度が高いので、Webサイトの文字もはっきり視認できる。縦向きでは下3分の1ほどにワンセグの小画面が表示される

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