ソフトバンクモバイル端末のランキングは、顔ぶれに大きな変化がなく、いくつかの機種で順位が入れ替わるほどに留まった。首位はパナソニック モバイル製の「820P」が獲得。820Pは連続首位記録を「7」に伸ばし、キャリア総合ランキングも首位を獲得した。
続いて2位にシャープ製の「812SH」(前回4位)、3位に東芝製の「814T」(前回5位)、4位にパナソニック モバイル製の「920P」(前回3位)、5位にシャープ製の「GENT 812SH sII」(前回2位)が入った。
ソフトバンクモバイルは6月3日に2008年春モデル12機種(ディズニー・モバイル端末を含む)を発表。このうち8機種を「女性がキーワード」の端末に仕上げたラインアップで展開する。6月下旬発売予定の「Tropical 823P」を皮切りに、7月から8月にかけて順次発売する予定。さらに、あの「iPhone」がソフトバンクモバイルから発売されることが決まった。
というわけで「新機種への買い時はいつか」は気になるところ。そもそも現在も安価な機種はよいが、新機種の登場とともにまだ値下げしていない旧機種も価格改定されることは大いに想定できる。現在、ランキング上位の820P(2007年11月発売)や814T(2007年7月発売)なども発売からしばらく経ち、値下げされてから人気が上昇。過去にはハイエンドモデルのAQUOSケータイ第2弾「911SH」(2006年11月発売)や500万画素+光学ズームカメラ搭載の「910SH」(2006年11月発売)なども値下げにより人気が再燃した。
例えば、2007年秋冬モデルのAQUOSケータイ第4弾「920SH」はどうか。920SHは現在も8位にランクインする人気機種であり、今回の夏モデルで人気となるであろう新機種「923SH」との価格差次第で920SHも比較検討の対象になりえる。ただ923SHのようなハイエンド端末を望むユーザーは、おそらくiPhoneも視野に入れる。2008年中に発売する予定と告知したiPhone登場まで買い控え傾向になってしまわないかは少し心配だ。
このほか「FULLFACE 913SH」、「THE PREMIUM 820SH/821SH」なども大きく値下げされれば、再び人気が上がりそうだ。
イー・モバイル端末は、上位の7.2Mbps通信対応データ通信端末が依然好調で、ランキングに大きな変動はない。
首位はHUAWEI製のUSB型データ通信端末「D02HW」、2位にNECインフロンティア製のPCカード型端末「D02NE」、3位に東芝製の音声サービス対応機種「H11T」が入った。
新機種の7.2Mbps通信対応ExpressCard型端末「D03HW」は前回の8位から4位に上がり、今回もかなり順位を上げた。一方、HTC製のスマートフォン「EMONSTER」は前回の4位から6位に落ち、やや停滞傾向がみられる。
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