京セラ製のSANYOブランド端末「W63SA」は、CDMA圏の海外で通話やメール、Webを利用できるKCP+対応のグローバルパスポート端末。WIN端末初のグローバルパスポートCDMA対応モデルということで、デザインや機能にこだわって開発された。
「自分なりの価値観を持つ人」をターゲットとするこの端末を、写真と動画で紹介しよう。
「モノに対して、自分なりの価値観を持つ人に向けた端末なので、素材感や金属の質感にこだわりました」――。企画に携わった京セラ 通信機器事業本部の横田希氏がこう話す通り、W63SAのデザインにはさまざまなこだわりがある。「モノにこだわりを持つ人をターゲットとしているので、AV機器やカメラなど、高級感のあるさまざまなプロダクトから高い質感を出すためのヒントを得ています」
一見して分かるこだわりが、ボディのカラーリングだ。ビジネス、プライベートのいずれのシーンでも違和感なく使えるインプレシブレッド、リジッドシルバー、グリティーブラックの3色をラインアップし、一見、派手に見えるインプレシブレッドも深い色合いにすることで、落ち着いた雰囲気に仕上げている。
端末の見た目を左右する塗装もこだわっており、リジッドシルバーには高輝度シルバー塗装を採用。アルミの粒子が整然と並ぶよう塗装することで、質感の高いシルバーを表現している。インプレシブレッドは奥行きのある赤に仕上げるために、1層目にピンクメタリック、2層目にクリアな高彩度の赤、3層目にUV塗装を重ねたスリーコートのピアノ塗装を採用。これまでにない触感と質感を持つグリティブラックは、業界初のマットブラック塗装を採用し、アスファルトのようなざらついた質感を実現した。
十字キーに採用したアルミパーツにはダブルアルマイト加工を施すことで、同じアルミ素材ながら異なる質感を表現。色の付いたアルマイト加工を施したあとに削りだして再びアルミ層を出し、クリアなアルマイト加工を施すことで、アルミカラーのリング部分がより映えるようにした。
また、ダイヤルキーを取り巻くフレーム部は不連続蒸着仕上げを適用。ヘアラインを入れたあとに不連続蒸着塗装を行うことで質感を高めた。「ヘアラインを入れたあとに蒸着するとラインの目が埋まってしまうので、このラインをきれいに出すのは難しかった」と横田氏は振り返る。
SANYOブランド端末の特徴の1つともいえるのが、ダイヤルキー部が光ってメールや通話の着信を知らせる「イルミキー」。W63SAでもこの機能は健在で、6種のイルミパターンがプリセットされる。
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海外に持ち出してそのまま使える端末は、渡航先で使えるようにする設定のしやすさが気になるところ。W63SAは、海外利用時に役立つ機能をまとめた「グローバル機能」に、メニューのトップからアクセスできる。海外利用時の設定変更もこのメニュー内にある「エリア設定」から行え、ここで「海外」を選ぶだけで使えるようになる。
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