ドコモ、個人向けに「ブラックベリーインターネットサービス」を提供

» 2008年07月07日 18時39分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo 個人向けの販売が始まる「BlackBerry 8707h」

 NTTドコモが7月7日、専用サーバなどを設置することなく、手軽にインターネットメールの確認やWebブラウズ、BlackBerry端末同士のインスタントメッセンジャーなどが利用できる個人向けの「ブラックベリーインターネットサービス」を8月1日から提供すると発表した。

 BlackBerryは、加RIM(Research in Motion)が提供する、コンパクトなボディにQWERTYキーボードを備えたスマートフォン。プッシュ型のメール配信サービスを始め、WordやExcelなどのOffice文書の閲覧機能や、アドレス帳・スケジュールなどの同期機能、Webブラウズ、音声通話などさまざまな機能をサポートしており、欧米を中心に多くのユーザーがいる。国内でも外資系の企業などで導入例がある。

 このBlackBerryを、個人ユーザーでも手軽に利用できるようにしたのがブラックベリーインターネットサービスだ。個人向けサービスの開始に合わせ、専用端末「BlackBerry 8707h」の販売も開始する。端末はインターネット受付もしくはドコモ法人営業部門、ドコモショップ法人営業部門で購入可能になる予定だ。7月22日から開催予定のワイヤレスジャパン2008では、ブラックベリーインターネットサービスを実際にブースで体験できるようにする。

 ブラックベリーインターネットサービスの月額利用料金は3045円で、BlackBerry専用のメールアドレスと、OCNやGoogle、So-net、@nifty、ぷららなどのインターネットサービスプロバイダ(ISP)のメールアドレスを最大10個まで登録しておき、自動受信で利用できる。BlackBerryに最適化されたWebブラウズも可能だ。BlackBerry端末同士でのインスタントメッセージングも使える。

 なお、FOMA回線利用料とパケット通信料は別途請求される。パケット通信料は1パケットあたり0.2円で、パケ・ホーダイやパケ・ホーダイフルなどの定額プランは適用できないが、パケットパックは利用できるという。

 またサービス開始の8月1日には間に合わないが、9月1日からはBlackBerry専用のパケット割引サービス「ブラックベリーデータ通信パック」を提供する。このサービスでは、月額1680円で8万パケットまで利用でき、超過分は1パケットあたり0.0525円課金するプラン。上限はないので、定額ではなくあくまでも割引サービスという位置づけだが、ドコモ広報部によると「現在BlackBerryを使っている法人ユーザーが月々使うパケット量がおよそ8万パケット前後。BlackBerryサーバ側でWebページなどのデータは圧縮して送るので、たいていのユーザーは月額基本料を大きく超えることはない」とのこと。

 また、すでに提供している「BlackBerryネットワークサービス」と、8月1日から提供する「ブラックベリーインターネットサービス」の両方を1台のBlackBerry端末で利用できる「ブラックベリーデュアルサービス」も9月1日からサービスを開始する。デュアルサービスはBlackBerryネットワークサービスと同じ月額3570円で利用可能だ。

■ドコモが提供するBlackBerryサービス(8月1日以降)

サービス名 月額利用料金 ブラックベリーインターネットサービス ブラックベリーエンタープライズサービス
BlackBerryネットワークサービス 3570円 ×
ブラックベリーインターネットサービス 3045円 ×
ブラックベリーデュアルサービス 3570円
Photo BlackBerryの利用イメージ
携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月26日 更新
  1. ドコモの「dバリューパス」に月額550円を払って、結局いくら得をするのか? (2026年03月25日)
  2. “見せかけのスマホ性能”が話題 「テスト時だけ本気出す」闇発覚、ベンチマークに意味はない?【訂正】 (2026年03月24日)
  3. 文末の「。」が威圧感を与える? 20代の約半数が気にする“マルハラ”を防ぎ、チャットで好印象を与える3つの工夫 (2026年03月25日)
  4. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  5. Xiaomi 15とOPPO Find X9の画作りを徹底比較 「エモさ」のライカか、「リアリティー」のハッセルブラッドか (2026年03月25日)
  6. スマートウォッチ「wena」が復活を果たしたワケ ソニーから独立した對馬氏が語るスタートアップの勝算 (2026年03月24日)
  7. iPhoneでもミリ波の恩恵を ソフトバンクが模索する「ミリ波×Wi-Fi」という新解法 (2026年03月25日)
  8. 「iOS 26.4」配信開始 「Apple Music」にコンサート検索&オフライン曲認識機能など (2026年03月25日)
  9. ソフトバンクの「Galaxy Z Fold7(256GB)」、MNPで2年間約6万円に 3月27日まで【スマホお得情報】 (2026年03月25日)
  10. スマホOSシェア、iPhoneとAndroidでほぼ半々に 利用機種は「iPhone 16」「AQUOS」が上位 MMD調べ (2026年03月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年