りーふねっとは7月22日、同社のコア技術である「モバイルコンプレッサー」をサーバソフトウェアとして販売開始した。
モバイルコンプレッサーは、携帯サイト向けSWFファイルを自動生成するサーバソフトウェア。同社のデザイナーが作成したデザインとユーザーインタフェースを備えたSWFファイルをテンプレートとして利用でき、画像やテキスト情報などを差し替えることで、動的に新たなSWFファイルを生成できる。
生成するSWFファイルに埋め込む画像やテキスト情報の置換・合成、MIDIやMfiなどのFlash Liteオーディオフォーマットへの置換・合成にも対応。プログラミングのみで新規シェイプの追加描画やボタンの追加、透過率のコントロール、ActionScriptの変更、追加などを行える機能も装備する。
動作環境はLinux、Windows、Solarisなどの各OS。開発言語はPHP、.NETの各環境に対応する。また、開発環境言語から直接呼び出せるモジュールとして動作するため、導入企業側で柔軟な設計が行えるという。
モバイルコンプレッサーは、パッケージ製品として販売され、価格はオープン。1サーバ、1ドメインごとにライセンスを提供する。
同社は7月24日まで東京ビッグサイトで開催される“ワイヤレスジャパン2008”に出展し、モバイルコンプレッサーを応用したモバイルサイトを実機で体験できるコーナーを展開している。
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